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モータースポーツ

「これまでとは明確な違いを感じている」角田裕毅、今季最終戦の初日はアップデートに好感触!専門メディアもポジティブな評価

THE DIGEST編集部

2023.11.25

今季最終戦のアブダビGPに臨む角田。(C) Getty Images

今季最終戦のアブダビGPに臨む角田。(C) Getty Images

 2023年のF1最終戦となるアブダビ・グランプリが開幕し、11月24日には2度のフリー走行(FP1、2)が実施された。

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 コンストラクターズ・チャンピオンシップで7位浮上を果たすため、そして今季をもって退任するフランツ・トスト代表のためにも、この週末では可能な限り多くのポイントを獲得したいアルファタウリの角田裕毅は、FP1では27周を走行してベストタイムは全体10番手の1分26秒725、続くFP2では2度の赤旗中断に見舞われた中、17周回で15番手となる1分25秒669のベストタイムを計測した。

 トスト代表への感謝を示すためにスペシャルヘルメットを着用して走行に臨んだ(SNSでも感謝の言葉を投稿)彼は、初日を終えた後、初日を終えた後、チームのプレスリリース等を通して、「全体的に、今日はポジティブな1日でした。ここで導入したアップグレードについて、多くのデータを収集し、学びました」と振り返り、以下のように続けている。

「これまでとは明確な違いを感じており、パフォーマンスで確実にポジティブな進化を遂げられました。全てをまとめ上げるためには、まだ幾つかの点を微調整する必要がありますが、FP1とFP2の間でもすでに進歩を感じることができました。この調子で、予選ではQ3で戦えることを願っていますし、その可能性はあると思います。チャンスを最大限に活かしたいです」

 チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルズは、「AT04の持続的な開発と来季に向けての有用な情報収集のため、我々はアブダビで幾つかのアップデートを導入した。そしてデータから見る限り、これらは期待通りに機能しているようだ」とポジティブに評したが、「2度の赤旗中断によって走行時間が限られ、ミディアムとソフトのショートランのデータは収集できたが、ロングランの情報は得られなかった。これは、レースでのタイヤの選択を通常よりも少し難しくするだろう」とも語っている。
 
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