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「本当に恐ろしい!」15歳の現役女子中学生・張本美和が早田ひなを撃破で“初優勝”に中国メディアも驚愕!「形勢逆転もあり得る」【卓球】

THE DIGEST編集部

2023.11.27

ついに女王の早田を打ち破った張本。(C)Getty Images

 パリ五輪代表選考会を兼ねた卓球の全農カップ大阪大会は11月26日、Asueアリーナ大阪(大阪府・大阪市)で女子シングルス決勝を開催。張本美和(木下アカデミー)は早田ひな(日本生命)をゲームカウント4-2(7-11/11-8/11-7/10-12/14-12/11-9)で破り、優勝を果たした。

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 張本は、現在15歳の現役女子中学生。これまで8歳年上の早田には、何度ぶつかっても完敗に終わっていたが、9度目の挑戦でようやく初勝利を手にした。さらにパリ五輪代表選考会で頂点に立つのも自身初となっている。

 そんな張本の凄まじい成長ぶりに注目したのは、中国メディアの『捜狐』だ。「張本美和が絶叫! 宿敵である早田ひなを4-2で破り、逆転勝利を飾った」と銘打った記事を掲載し、「早田ひなを破って初めてチャンピオンに輝いたのは、本当に恐ろしいことだ!」と天才中学生の強さに迫った。

 まず、同メディアは「早田ひなは2000年生まれ、張本美和は2008年生まれだが、現在の実力はほぼ拮抗している」と報道。「今大会の準々決勝では、張本美和がもうひとりの主力である伊藤美誠を破った」と前日の試合にも触れながら、勢いを加速し続ける張本に驚きを隠せない様子を見せている。
 
 さらに、同メディアは10月のWTTチャンピオンズフランクフルト大会を回顧したうえで、「彼女は国際大会で平野美宇を相手に番狂わせを演じた」とも記述。次々と日本のエースを打ち負かす15歳に対して「もはや楽観視できない。このままでは形勢逆転もあり得る」と警戒を強めた。

 優勝した張本は、パリ五輪シングルス代表選考レースで100ポイントを加算し、330.5点で5位に浮上。あと残り1大会で上位2枠に入るのは厳しい状況ではあるが、彼女のさらなる活躍を期待せずにはいられない。

構成●THE DIGEST編集部

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