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バレーボール

ミラノの石川祐希は「継続的な腰の痛み」でダービーを欠場、モンツァの高橋藍との日本人対決は2月に持ち越し【男子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.12.05

アウェーでモンツァを倒したミラノ。石川は欠場となり、高橋との日本人対決は実現しなかった。(C) Lega Pallavolo Serie A

アウェーでモンツァを倒したミラノ。石川は欠場となり、高橋との日本人対決は実現しなかった。(C) Lega Pallavolo Serie A

 現地12月4日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズン前半8節が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノと同代表の高橋藍が今季に加入したミント・ヴェロバレー・モンツァが対戦した。今季最初のロンバルディアダービーは、ミラノがセットカウント3-0(25-16、25-18、25-18)のストレート勝ちでアウェーゲームを制した。

【動画】高橋藍が出場したモンツァ対ミラノのハイライトをチェック!

 ともにロンバルディア州に本拠地を置くミラノとモンツァ。高橋のモンツァ移籍によりダービーで実現するはずだった石川とのイタリア4回目の直接対決は、来年2月までお預けとなった。

 筋肉系の負傷で欧州CEVチャレンジカップの出場を見合わせ、この対戦も出場が難しいと見られていた高橋は、早期復帰を果たして先発フル出場。しかし、前節で途中交代してCEVカップのセカンドレグを欠場した石川が、腰の不調で試合終了までベンチを温めることになった。
 
 ミラノは正セッターを欠いた開幕からの3試合を落として試練のシーズン序盤を送るなか、待ちわびた司令塔の復帰と入れ替わりに主力オポジットが負傷。7節を終え、3勝4敗で黒星が先行していた。暫定順位は7位だが、直近のリーグ戦2試合と欧州のCEVカップ2試合で4連勝中と復調の兆しを見せた。

 一方のモンツァは、1位ペルージャと2位トレンティーノに敗れたのみで、ここまで5勝2敗。3位と好調を維持していたが、この日は第1セットからレセプションに不安定さが目立った。A+Bパス成功率でミラノが91%をマークしたのに対して26%で、サーブでもミスが頻発したほか、アタック決定率も28%の低空飛行で、大差をつけられてミラノに第1セットを奪われた。
 
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