新日本プロレスは来年1.4東京ドーム大会に向けた最後のシリーズ『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール大会２連戦の初戦を開催した。第４試合では、海野翔太＆本間朋晃＆マスター・ワトの新日本本隊トリオが、EVIL＆成田蓮＆SHOのH.O.Tと6人タッグマッチで激突。前シリーズでの成田の裏切りにより、海野とH.O.Tの遺恨が深まっている。
海野はサンタ帽を被り、いつものように客席を回って明るく入場する中、H.O.Tは金丸義信（セミファイナルに出場）を除く5人のメンバーがズラリと顔を揃えた。成田はH.O.T仕様のニューコスチュームに。試合はいつものように、H.O.Tが無法ファイトで荒れた展開になり、標的を本間に定めたが、本間はこけし殺法で粘り強く切り返していく。しかし、EVILにこけし落としを狙ったところで、なんと成田がプッシュアップバーで本間を殴打する暴挙。レフェリーは高橋裕二郎がガッツリ引きつけていた。最後はそんな本間にEVILがEVILを放ちカウント3。場内はブーイングと怒号に包まれた。
試合後、H.O.Tは海野を捕えてストンピングの嵐を見舞うと、プロレスリング・ノアの清宮海斗とノアで清宮とのタッグで武者修行中の大岩陵平が現れて、大岩が裕二郎にアナコンダスープレックスを放つと、清宮はEVILにドロップキックを放ち海野を救出。H.O.Tは前日のノア後楽園大会に乱入し、清宮＆大岩、そして近藤修司＆宮脇純太を襲撃しており、そのお返しをした形だ。海野は成田を清宮はEVILをさらに追いつめようとするも、H.O.Tは形勢が不利と見るや退散。大・海斗コールの中、清宮が海野に何やら話しかけると2人はガッチリ握手。海野は大岩とも握手を交わす。
３人は揃ってバックステージに現れると、まず海野が「H.O.Tぶっ潰してやるよ。俺に喧嘩売って、清宮さんに喧嘩売って、大岩にも喧嘩売って。テメーら本当に地獄を分からせてやるからな。いつでもどこでも構わない。今すぐでもいいよ。成田とやらせろ！」と言うと、清宮は「EVIL！オマエきのうもノアのリングを汚しやがって。ゼッテー許さねぇからな。徹底的に潰してやるよ」と続き、大岩も「H.O.Tぶっ飛ばしてやる！俺たちであいつらに地獄を見させてやる」と意気込んだ。
それを聞いた海野が「清宮さんはEVILを狙ってるんですか？」と清宮に聞き、清宮がこれに頷くと「ちょうどいいじゃないですか。ノア1.2有明アリーナ大会に呼んでくださいよ。思ってることも一緒だし、目指してるものも一緒なんだよ。アイツらのことぶっ倒すという意思は一緒なんだよ。組んだっていいだろ？」と改めて共闘宣言。これに対して清宮は「だったら俺も1.4東京ドームに乗り込ませてください」と1.4ドーム出撃表明で呼応すると、海野が「来年一発目から俺ら徹底的に動きますよ」とニヤリ。成田の造反により、新日本とノアの近未来エースによる越境コンビが実現するという化学反応が待っていた。
一方の成田はプッシュアップバーを持ちながら「いいモンがあったよ。一緒に鍛えようぜ！ 練習だ練習」と海野を挑発。EVILは「清宮！ 人様のリングを土足で上がって来て、ふざけんなコノヤロー！」と逆ギレ。H.O.Tにも火がついたところで、来年1.2有明アリーナ、1.4東京ドームと、年明けからノアと新日本のリングで、越境コンビとH.O.Tの抗争が本格的に幕を開ける。
◆新日本プロレス◆
『Road to TOKYO DOME』
2023年12月21日
東京・後楽園ホール
観衆 1457人（札止め）
▼6人タッグマッチ（30分1本勝負）
海野翔太＆●本間朋晃＆マスター・ワト（8分35秒 片エビ固め）EVIL○＆成田蓮＆SHO
※EVIL
文⚫︎どら増田
【動画】前日のお返し！ 清宮＆大岩がH.O.Tを撃退、海野翔太と電撃合体
海野はサンタ帽を被り、いつものように客席を回って明るく入場する中、H.O.Tは金丸義信（セミファイナルに出場）を除く5人のメンバーがズラリと顔を揃えた。成田はH.O.T仕様のニューコスチュームに。試合はいつものように、H.O.Tが無法ファイトで荒れた展開になり、標的を本間に定めたが、本間はこけし殺法で粘り強く切り返していく。しかし、EVILにこけし落としを狙ったところで、なんと成田がプッシュアップバーで本間を殴打する暴挙。レフェリーは高橋裕二郎がガッツリ引きつけていた。最後はそんな本間にEVILがEVILを放ちカウント3。場内はブーイングと怒号に包まれた。
試合後、H.O.Tは海野を捕えてストンピングの嵐を見舞うと、プロレスリング・ノアの清宮海斗とノアで清宮とのタッグで武者修行中の大岩陵平が現れて、大岩が裕二郎にアナコンダスープレックスを放つと、清宮はEVILにドロップキックを放ち海野を救出。H.O.Tは前日のノア後楽園大会に乱入し、清宮＆大岩、そして近藤修司＆宮脇純太を襲撃しており、そのお返しをした形だ。海野は成田を清宮はEVILをさらに追いつめようとするも、H.O.Tは形勢が不利と見るや退散。大・海斗コールの中、清宮が海野に何やら話しかけると2人はガッチリ握手。海野は大岩とも握手を交わす。
３人は揃ってバックステージに現れると、まず海野が「H.O.Tぶっ潰してやるよ。俺に喧嘩売って、清宮さんに喧嘩売って、大岩にも喧嘩売って。テメーら本当に地獄を分からせてやるからな。いつでもどこでも構わない。今すぐでもいいよ。成田とやらせろ！」と言うと、清宮は「EVIL！オマエきのうもノアのリングを汚しやがって。ゼッテー許さねぇからな。徹底的に潰してやるよ」と続き、大岩も「H.O.Tぶっ飛ばしてやる！俺たちであいつらに地獄を見させてやる」と意気込んだ。
それを聞いた海野が「清宮さんはEVILを狙ってるんですか？」と清宮に聞き、清宮がこれに頷くと「ちょうどいいじゃないですか。ノア1.2有明アリーナ大会に呼んでくださいよ。思ってることも一緒だし、目指してるものも一緒なんだよ。アイツらのことぶっ倒すという意思は一緒なんだよ。組んだっていいだろ？」と改めて共闘宣言。これに対して清宮は「だったら俺も1.4東京ドームに乗り込ませてください」と1.4ドーム出撃表明で呼応すると、海野が「来年一発目から俺ら徹底的に動きますよ」とニヤリ。成田の造反により、新日本とノアの近未来エースによる越境コンビが実現するという化学反応が待っていた。
一方の成田はプッシュアップバーを持ちながら「いいモンがあったよ。一緒に鍛えようぜ！ 練習だ練習」と海野を挑発。EVILは「清宮！ 人様のリングを土足で上がって来て、ふざけんなコノヤロー！」と逆ギレ。H.O.Tにも火がついたところで、来年1.2有明アリーナ、1.4東京ドームと、年明けからノアと新日本のリングで、越境コンビとH.O.Tの抗争が本格的に幕を開ける。
◆新日本プロレス◆
『Road to TOKYO DOME』
2023年12月21日
東京・後楽園ホール
観衆 1457人（札止め）
▼6人タッグマッチ（30分1本勝負）
海野翔太＆●本間朋晃＆マスター・ワト（8分35秒 片エビ固め）EVIL○＆成田蓮＆SHO
※EVIL
文⚫︎どら増田
【動画】前日のお返し！ 清宮＆大岩がH.O.Tを撃退、海野翔太と電撃合体