現地時間12月21日、欧州バレーボール連盟が主催する2023-24シーズンCEVカップ/ラウンド8のセカンドレグが行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノは、ギリシャリーグのPAOKテッサロニキとアウェーで対戦。セットカウント3‐1(25-20、25-18、20-25、25-20)で勝利を収め、準々決勝プレーオフへ進出を果たした。
【PHOTO】しなやかに舞う! 日本男子バレーが誇る"エース"石川祐希の厳選メモリアルフォトを一挙公開!
ミラノは腰痛による離脱が続いていた石川が、リーグ前節のターラント戦で途中出場。第2セットから第4セットの大事な終盤に守備を託され、コッパイタリア出場権の獲得に貢献した。1週前にサルデーニャ島で開催されたCEVカップの1stレグは公式戦4試合目の欠場となるも、チームはストレート勝ち。2ndレグでは、最短で勝ち抜けるために2セット奪取が条件だった。
守備のみで直近のリーグ戦に急きょ出場した石川。膝サポーターなどを装着しないままコートに立ち、本人にとってもサプライズだったようだが、この日は試合開始前から途中出場を視野に準備万端の装備で、リベロ2選手とともに守備でウォーミングアップに参加した。
調整中の石川はベンチスタート。アウトサイドヒッター(OH)はオスニエル・メルガレホ(キューバ)と、その対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、ミドルブロッカー(MB)アグスティン・ロセル(アルゼンチン)と主将マッテオ・ピアノ(イタリア)にオポジット(OP)ペータル・ディルリッチ(クロアチア)が先発を務めた。
PAOKテッサロニキはギリシャリーグで1位オリンピアコスと2位パナシナイコスの2強を追う3位。ヴェローナから移籍して間もない1stレグに、チーム唯一の二桁となる試合最多14得点を挙げたOHアレックス・トゥルチェフ(フランス)のほか、オランダ代表のOHマールテン・ファン・ガーデレンとセッターのジェイ・ブランケノー(カナダ)らで1stレグと同様の顔ぶれで先発を組んだ。足首負傷により前回の対戦を欠場したベテランOPブラム・ファン・デン・ドリス(ベルギー)がベンチ入りし、1セット目終盤から出場した。
ミラノは第1セット開始と同時にサイドアウトを奪うと、カジースキのエースなどで連続得点。優勢のまま迎えた終盤、投入した石川がレセプションでデルリッチのバックアタックへ繋げる。ミラノはさらに得点を重ねて危なげなくセットを先取した。
第2セットも開始直後からカジースキのサーブが走り、いきなり4連続ブレークに成功。その後も、ピアノと再びカジースキのサーブでエースが飛び出すなど、中盤にはリードを9点に広げる。確実に2セット目を奪取して8強入りを決めたいミラノは、1セット目に1プレーのみでベンチに下がった石川を起用し、相手の反撃を阻止。石川がコートを降りた20点目以降に4失点で足踏みするも、大量リードが功を奏してセットを連取し、試合終了を待たずに準々決勝プレーオフ進出を決めた。
【PHOTO】しなやかに舞う! 日本男子バレーが誇る"エース"石川祐希の厳選メモリアルフォトを一挙公開!
ミラノは腰痛による離脱が続いていた石川が、リーグ前節のターラント戦で途中出場。第2セットから第4セットの大事な終盤に守備を託され、コッパイタリア出場権の獲得に貢献した。1週前にサルデーニャ島で開催されたCEVカップの1stレグは公式戦4試合目の欠場となるも、チームはストレート勝ち。2ndレグでは、最短で勝ち抜けるために2セット奪取が条件だった。
守備のみで直近のリーグ戦に急きょ出場した石川。膝サポーターなどを装着しないままコートに立ち、本人にとってもサプライズだったようだが、この日は試合開始前から途中出場を視野に準備万端の装備で、リベロ2選手とともに守備でウォーミングアップに参加した。
調整中の石川はベンチスタート。アウトサイドヒッター(OH)はオスニエル・メルガレホ(キューバ)と、その対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、ミドルブロッカー(MB)アグスティン・ロセル(アルゼンチン)と主将マッテオ・ピアノ(イタリア)にオポジット(OP)ペータル・ディルリッチ(クロアチア)が先発を務めた。
PAOKテッサロニキはギリシャリーグで1位オリンピアコスと2位パナシナイコスの2強を追う3位。ヴェローナから移籍して間もない1stレグに、チーム唯一の二桁となる試合最多14得点を挙げたOHアレックス・トゥルチェフ(フランス)のほか、オランダ代表のOHマールテン・ファン・ガーデレンとセッターのジェイ・ブランケノー(カナダ)らで1stレグと同様の顔ぶれで先発を組んだ。足首負傷により前回の対戦を欠場したベテランOPブラム・ファン・デン・ドリス(ベルギー)がベンチ入りし、1セット目終盤から出場した。
ミラノは第1セット開始と同時にサイドアウトを奪うと、カジースキのエースなどで連続得点。優勢のまま迎えた終盤、投入した石川がレセプションでデルリッチのバックアタックへ繋げる。ミラノはさらに得点を重ねて危なげなくセットを先取した。
第2セットも開始直後からカジースキのサーブが走り、いきなり4連続ブレークに成功。その後も、ピアノと再びカジースキのサーブでエースが飛び出すなど、中盤にはリードを9点に広げる。確実に2セット目を奪取して8強入りを決めたいミラノは、1セット目に1プレーのみでベンチに下がった石川を起用し、相手の反撃を阻止。石川がコートを降りた20点目以降に4失点で足踏みするも、大量リードが功を奏してセットを連取し、試合終了を待たずに準々決勝プレーオフ進出を決めた。