12月28日、今年最後のJRA・GⅠで、2歳の中距離チャンピオン決定戦でもあるホープフルステークス(GⅠ、中山・芝2000m)が行なわれ、単勝1番人気に推された牝馬レガレイラ(美浦・木村哲也厩舎)が鋭い末脚を繰り出し、2番人気のシンエンペラー(牡/栗東・矢作芳人厩舎)を差し切って快勝。本レースがGⅠに昇格して7年目にして初めて牝馬が制するという快挙を成し遂げた。
3着は13番人気のサンライズジパング(牡/栗東・音無秀孝厩舎)が先行して粘り込み、3連単の払戻金は5万6240円の好配当になった。
なお、サンライズアース(牡/栗東・石坂公一厩舎)は左前挫跖のため前日に、また出走していれば上位人気に推されることが確実だったゴンバデカーブース(牡/美浦・堀宣行厩舎)は感冒のため当日に出走を取消。また、タリフライン(牡/美浦・古賀慎明厩舎)は第3コーナー過ぎで故障が発生し、競走を中止した(予後不良)。
またもスーパーホースの誕生を予感させるレースとなった。
レースは5番人気のヴェロキラブトル(牡/栗東・高野友和厩舎)が先頭を奪い、シンエンペラー、サンライズジパングらがそれに続く。逆に後方から進んだのは、7番人気のミスタージーティー(牡/栗東・矢作芳人厩舎)やレガレイラだったが、1000mの通過が1分00秒0というミドルペースの流れのなかでは、ポジショニングの点で不利に映った。
第3コーナーから後続の馬たちも差を詰めにかかり、馬群は幅広く横に広がって直線を迎えた。脚色が衰えたヴェロキラプトルを交わして先頭に躍り出たのはシンエンペラー。パワフルなフットワークで後続を突き放しにかかるが、サンライズジパングが「二の脚」を使って食らいつき、第3コーナーからまくり気味に位置を押し上げていたレガレイラが強襲する。
一気にレガレイラがシンエンペラーをかわして先頭まで突き抜けると、最後の数完歩は鞍上のクリストフ・ルメール騎手は手綱を緩めるほどの余裕を見せてゴールした。レガレイラの上がり3ハロンは35秒0。数字だけを見れば地味に感じるかもしれないが、2着のシンエンペラーの上がりタイムとは0秒7もの差を付ける爆発的な鬼脚だった。
3着は13番人気のサンライズジパング(牡/栗東・音無秀孝厩舎)が先行して粘り込み、3連単の払戻金は5万6240円の好配当になった。
なお、サンライズアース(牡/栗東・石坂公一厩舎)は左前挫跖のため前日に、また出走していれば上位人気に推されることが確実だったゴンバデカーブース(牡/美浦・堀宣行厩舎)は感冒のため当日に出走を取消。また、タリフライン(牡/美浦・古賀慎明厩舎)は第3コーナー過ぎで故障が発生し、競走を中止した(予後不良)。
またもスーパーホースの誕生を予感させるレースとなった。
レースは5番人気のヴェロキラブトル(牡/栗東・高野友和厩舎)が先頭を奪い、シンエンペラー、サンライズジパングらがそれに続く。逆に後方から進んだのは、7番人気のミスタージーティー(牡/栗東・矢作芳人厩舎)やレガレイラだったが、1000mの通過が1分00秒0というミドルペースの流れのなかでは、ポジショニングの点で不利に映った。
第3コーナーから後続の馬たちも差を詰めにかかり、馬群は幅広く横に広がって直線を迎えた。脚色が衰えたヴェロキラプトルを交わして先頭に躍り出たのはシンエンペラー。パワフルなフットワークで後続を突き放しにかかるが、サンライズジパングが「二の脚」を使って食らいつき、第3コーナーからまくり気味に位置を押し上げていたレガレイラが強襲する。
一気にレガレイラがシンエンペラーをかわして先頭まで突き抜けると、最後の数完歩は鞍上のクリストフ・ルメール騎手は手綱を緩めるほどの余裕を見せてゴールした。レガレイラの上がり3ハロンは35秒0。数字だけを見れば地味に感じるかもしれないが、2着のシンエンペラーの上がりタイムとは0秒7もの差を付ける爆発的な鬼脚だった。