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マラソン・駅伝

「どうなることやら…」総合10位を死守! 大東文化大監督も肝を冷やした熾烈な”シード権争い”にネットも白熱!「これが箱根駅伝」「中央大、順大が落ちるとは」

THE DIGEST編集部

2024.01.03

10位でシード権を獲得した大東文化大。(C)JMPA

10位でシード権を獲得した大東文化大。(C)JMPA

 混戦模様となったシード権争いが注目を浴びた。

 100回目を迎えた箱根駅伝は1月3日に復路が行なわれ、前日の往路で2年ぶりの優勝を果たした青山学院大がトップを最後まで守り切り、大会新記録となる10時間41分25秒で2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。2位には前回王者の駒澤大、3位には過去最高順位となる城西大が入った。

 東京・大手町に青学大の歓喜の声が溢れるなか、熾烈なシード権争いも最後まで熱を帯びた。

 往路で青学大が新記録(5時間18分13秒)で優勝したこともあり、8位以下のチームに10分以上の差が付いたことで、復路は23チーム中16チームが同時にスタートする異例な形で号砲が鳴った。

 序盤から激しい競り合いになり、見た目の順位と総合順位が目まぐるしい変化を見せる大混戦に戸惑う声も挙がるなか、最後は大東文化大が10位に入り、来年のシード権をなんとか確保。以下東海大、国士舘大、中央大、立教大と続き、前回大会で総合5位だった順天堂大学は9区から10区につなぐ鶴見中継所で無情の繰り上げスタート。襷を最後までつなぐことができず、無念の涙を流した。
 
 手に汗握る展開にSNS上も白熱した。「箱根は何が起こるかわからんと言われてるが、まさかこんな展開になるとは」「中央大、順大が落ちるとは予想外」「シード権争いは熱いドラマだね」「最後までマジでわからんかったなあ~シード権争い」「これがやっぱ箱根駅伝の面白いところ」など、来年のシード権を争う各校の激走に反響が相次いだ。

 ギリギリでシード権を獲得した大東文化大の真名子圭監督は「本当にほっとしてます」と安堵。「一時はどうなることやらと、頭が真っ白になったんですけど、最後は9区と10区が頑張ってくれた」と力強い走りを見せた学生らに感謝した。

構成●THE DIGEST編集部

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