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バレーボール

モンツァ高橋藍、高いアタック決定率で健在アピール! 過密日程で厳しい戦いも「僕にとってすごくいい経験」【男子バレー】

佳子S.バディアーリ

2024.01.09

モンツァの中心選手として躍動する高橋。写真:佳子S.バディアーリ

モンツァの中心選手として躍動する高橋。写真:佳子S.バディアーリ

 現地時間1月7日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズン後半2節が行われた。男子日本代表の高橋藍が所属するミント ヴェロバレー・モンツアは、シル スーサ ヴィム・ペルージャとアウェーで対戦。セットカウント0-3(21-25、21-25、21-25)で敗れ、通算成績を7勝6敗とした。
 
 モンツァは、現地3日に行なわれたコッパイタリア準々決勝で前回大会ファイナリストのチヴィタノーヴァをホームで退け、クラブ史上初の4強入りを果たしたばかりだ。その試合で高橋は、エース3本を含む15得点を挙げたほか、チームトップのアタック決定率57%、レセプションでも60%をマークして活躍。自身にとっても初となる準決勝の舞台へ、代表主将の石川祐希が所属するミラノとともに駒を進めた。

 イタリアがクリスマス休暇の最終日を迎えたこの日、6位モンツァが対戦したのは、2位ペルージャ。度重なる負傷で長期離脱中の主将ウィルフレド・レオン(ポーランド)は、ウォームアップに参加してベンチ入りしたが、実戦復帰は2月後半の見込みでこの試合も欠場となった。エース不在の穴を埋めるのは、アウトサイドヒッター(OH)としてリーグでは小柄な2選手、カミル・セメニュク(ポーランド)とオレフ・プロツニスキー(ウクライナ)。経験値の高いミドルブロッカー(MB)フラビオ・グアルベルト(ブラジル)とセバスティアン・ソレ(イタリア)、破壊力のあるオポジット(OP)ハイメ・エレーラ(キューバ)とイタリア代表の司令塔シモーネ・ジャンネッリが先発を務めた。

 一方でモンツァは、カショパの愛称を持つ正セッターのフェルナンド・ジル クレリン(ブラジル)に替えてペタル・ヴィシッチ(クロアチア)を起用。OHが高橋とスティーブン・マー(カナダ)、MBにはジャンルーカ・ガラッシとトーマス・ベレッタのイタリア勢、OPはアーサー・シュワーツ(カナダ)で布陣を組み、この対戦に臨んだ。

 第1セットで幾度となくサイドアウトに苦戦したモンツァは、5点ビハインドの終盤に高橋がブロックで呼び込んだ相手の誤打とマーのエースで2点を返すに留まり、試合を先行された。

 そのセットで1得点に甘んじた高橋が、第2セットではアタック決定率を86%へアップさせる。バックアタック、ブロックアウトにノールック弾とバリエーション豊富な攻撃でまずは4得点を挙げ、序盤のリードに貢献する。接戦へ持ち込まれた中盤にも、軟打とライト攻撃で優位を維持。しかし、相手のサービスでレセプションの安定を欠いたモンツァは、被ブロック2本などで逆転を許してしまう。絶好調だったペルージャのプロツニスキーに4連続得点を決められビハインドは5点。高橋のレフト攻撃などで一度は3点差まで詰め寄るが逃げ切られてセット連取を許した。

 第3セットも2セット目と同様に序盤のリードから巻き返され、一進一退の展開で終盤へ突入。20-21まで相手の背中を捉え続けたモンツァだったが、そこからエースとブロックでペルージャに突き放される。マーのブロックで最初のマッチポイントを回避し粘るも、2度目をものにされて黒星。コッパ戦に続く連勝を阻まれたが、6位の座を死守した。
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