かねてから噂されていたF1のマドリード開催が正式決定され、2026年よりスペイン・グランプリの舞台となることが発表された。F1との契約は2035年までという長期のものだという。
【画像】2023シーズンのF1各チームのマシンをチェック! スペインの首都にF1が帰って来るのは1981年以来。最後のレースはマドリード北部のハラマ・サーキットで行なわれ、20周近く5台が数珠つなぎとなる「ハラマ・トレイン」(1位から5位までのタイム差がわずか1.24秒!)でジル・ビルヌーブ(フェラーリ)が最後までライバルに隙を与えず、キャリア最後(翌年のベルギーGP予選で事故死)となる勝利を飾ったことで、グランプリの歴史に伝説として残っている。
それから45年後の復活レースの舞台となるのは、バラハス空港近くのIFEMAコンベンションセンター周辺(レアル・マドリーの練習施設にも近い)に、半常設のサーキット(オーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットやカナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットのようなもの)で、コースの距離は5.47キロ、20個のコーナーで構成され、シミュレーションによれば1周のタイムは1分32秒400と想定される。
観客の収容人員は11万人以上で、さらに14万人まで増やす計画もあるという新設サーキットでのグランプリ開催について、元フェラーリ代表で現在はF1のCEOを務めるステーファノ・ドメニカリは「マドリードは素晴らしい都市であり、卓越したスポーツと文化の遺産を有している。そして、この発表はスペインのF1にとって、新しい興奮の章を開くものだ。IFEMAマドリードのチーム、マドリード地域政府、および市長には、素晴らしい提案を立案してくれたことに感謝する」との声明を発した。
この発表を受けて、マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長は、「F1を開催できることは、マドリードとその地域社会にとって勝利を意味する」と喜びを表わすとともに、これにより年間5億ユーロの経済効果と8000人の新たな雇用が期待できると強調。国際空港から数分の距離で、街からも観客の90%が公共交通機関でアクセスできる「事実上の街の中での100%民間資本によるグランプリ」の効果をアピールしている。
【画像】2023シーズンのF1各チームのマシンをチェック! スペインの首都にF1が帰って来るのは1981年以来。最後のレースはマドリード北部のハラマ・サーキットで行なわれ、20周近く5台が数珠つなぎとなる「ハラマ・トレイン」(1位から5位までのタイム差がわずか1.24秒!)でジル・ビルヌーブ(フェラーリ)が最後までライバルに隙を与えず、キャリア最後(翌年のベルギーGP予選で事故死)となる勝利を飾ったことで、グランプリの歴史に伝説として残っている。
それから45年後の復活レースの舞台となるのは、バラハス空港近くのIFEMAコンベンションセンター周辺(レアル・マドリーの練習施設にも近い)に、半常設のサーキット(オーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットやカナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットのようなもの)で、コースの距離は5.47キロ、20個のコーナーで構成され、シミュレーションによれば1周のタイムは1分32秒400と想定される。
観客の収容人員は11万人以上で、さらに14万人まで増やす計画もあるという新設サーキットでのグランプリ開催について、元フェラーリ代表で現在はF1のCEOを務めるステーファノ・ドメニカリは「マドリードは素晴らしい都市であり、卓越したスポーツと文化の遺産を有している。そして、この発表はスペインのF1にとって、新しい興奮の章を開くものだ。IFEMAマドリードのチーム、マドリード地域政府、および市長には、素晴らしい提案を立案してくれたことに感謝する」との声明を発した。
この発表を受けて、マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長は、「F1を開催できることは、マドリードとその地域社会にとって勝利を意味する」と喜びを表わすとともに、これにより年間5億ユーロの経済効果と8000人の新たな雇用が期待できると強調。国際空港から数分の距離で、街からも観客の90%が公共交通機関でアクセスできる「事実上の街の中での100%民間資本によるグランプリ」の効果をアピールしている。
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