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五十嵐カノアがWSLアワードでインパクト賞を受賞! 副賞はハワイ伝統の木彫りボード「アライア」ファンからは「ボードカッコいい‼」と反響

THE DIGEST編集部

2024.01.30

副賞の古代ボード『アライア』に乗る五十嵐カノアの姿もいつか見てみたい。(C)Getty Images

 現地時間1月28日、サーフィンの東京五輪男子銀メダリストで、パリ五輪出場が内定している五十嵐カノアがインスタグラム(@kanoaigarashi)を更新。2023年シーズンの功績を称え、表彰する「Lexus WSL Award」でインパクト賞を受賞したことを報告。ファンからは歓喜の声が寄せられている。

【画像】ハワイ伝統のサーフボード「アライア」を片手に笑顔をみせる五十嵐カノア
 ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインで開催される予定のWSL(ワールド・サーフィン・リーグ)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)「レクサス・パイプ・プロ Presented by YETI」が現地時間1月29日からウェイティング期間に突入する。

 そのCT開幕直前の1月28日(現地時間)に「Lexus WSL Award」が開催。日本の五十嵐カノアは海洋環境の保全のために世界のサーフコミュニティに影響を与え、貢献したとして、先日コンテストシーンから引退を発表したカリッサ・ムーアらと共にインパクト賞を受賞した。

 五十嵐は自身のインスタグラムで「WSLアワードでインパクト賞を受賞できて光栄です」と綴り、受賞については「これは私にとって大きな情熱であり、私たちの海を保全するというこのミッションに、このような大企業(資生堂)からのサポートを受けたことは非常に幸運だと感じています」と、海という自然の恩恵があってこそのフィールドで活動するサーファーとして気を引き締め、受賞の喜びを伝えた。

 WSLは日本の化粧品メーカー『資生堂』とグローバルサステナビリティパートナーとして契約している、両者はサンケア商品を通じたグローバルな海洋保守・保全の取り組み『SHISEIDO BLUE PROJECT』を行っており、そのアンバサダーを務めているのが五十嵐カノアだ。WSLが世界中で開催しているツアー(全11大会)において、ローカルコミュニティーやNGO団体と連携しビーチクリーンや植樹活動、サンゴ礁保全などの活動を実施しているという。このような活動が今回の受賞に繋がった。

 また投稿には、ハワイの伝統的な木製サーフボード「アライア」のシェイパーとして高い評価を受けているレレオ・キニマカがシェイプしたアライアのサーフボードを右手に持った写真がアップロードされた。

 投稿をチェックしたファンからは、「おめでとうカノア!」「スーツ姿素敵‼」「ボードカッコいい‼」「素敵な笑顔!おめでとう」「見とれてます…」「すごい!めちゃくちゃクール」など、受賞を称えるメッセージが寄せられた。

 現地時間1月29日の午前7時30分にファーストコールが行われ、コンディション次第では試合が行われる予定だ。準々決勝以降の中継はWSL公式サイトや『ESPN+』で放送される予定となっている。日本人選手の活躍にも期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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