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マラソン・駅伝

「戦国箱根」の命運を握る花の二区。大エース対決を制すのは誰だ?

2019.12.27

東洋大の相澤は、全日本で10人全員を抜き去り、区間新記録でトップに立った。写真:朝日新聞社

東洋大の相澤は、全日本で10人全員を抜き去り、区間新記録でトップに立った。写真:朝日新聞社

 今年の箱根駅伝は、各大学のレベルが拮抗しており、「戦国駅伝」と言われている。  各大学の監督の話を聞いていると往路優勝に注力する大学、復路逆転優勝を目指す大学とそれぞれ狙いがあって面白いが、基本...
 今年の箱根駅伝は、各大学のレベルが拮抗しており、「戦国駅伝」と言われている。

 各大学の監督の話を聞いていると往路優勝に注力する大学、復路逆転優勝を目指す大学とそれぞれ狙いがあって面白いが、基本的にチーム作りは、全体的に選手の質を高めて「全員駅伝」を貫くか、あるいはエースを軸に「エースと仲間たち」のチームを作るか、多くはこの2パターンになる。

 今年は、おもしろいことに「エースと仲間たち」のタイプが目立つ。

 箱根駅伝におけるエースの定義は「ゲームチェンジャー」、流れを大きく変えられる役割を果たすランナーのことだ。チームメイトからは一目置かれ、走力、人間性ともに高いレベルにある選手のことで、「大エース」、あるいは「大砲」と称される。

 箱根駅伝の歴史を紐解くと、大エースを擁する大学は非常に強い。

 東洋大の柏原竜二(引退)、青学大の神野大地(現セルソース)はともに「山の神」と称され、ふたりが活躍した時は東洋大も青学大も優勝を果たしている。マラソングランドチャンピオンシップで東京五輪マラソン代表になった服部勇馬(現トヨタ自動車)は東洋大時代、箱根2区を3年連続(2回区間賞獲得)で走り、第90回大会では総合優勝に貢献した。青学大が3冠を達成した時には一色恭志(現GMOアスリーツ)がおり、2018年に出雲、全日本を制し、箱根5連覇に挑んだ時には森田歩稀(現GMOアスリーツ)がいた。また、優勝はできなかったが神奈川大では鈴木健吾(現富士通)、順大は塩尻和也(現富士通)が存在感を示した。
 
 今シーズン、大エースと称されているひとりが、東京国際大の伊藤達彦(4年)である。

 箱根予選会では日本人トップとなり、チームの予選会トップ通過に貢献。その1週間後に開催された全日本大学駅伝では2区を走り、13人を抜いてトップに立ち、区間賞を獲得。チームを4位に導き、来年の全日本のシード権を確保した。箱根駅伝ではエース区間の2区を予定しており、各大学のエースと張り合うことになる。2年、3年の時も2区だったが突っ込んだ走りで後半失速し、チームはシード権を失った。「もう同じ轍は踏まない。冷静に走り、区間賞を狙う」と自分のペースで走り抜く覚悟を決めている。
 

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