専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

レッドブル顧問も「信じられないパフォーマンス」と絶賛! 予選8番手の角田裕毅に専門メディアは「予選で一貫してリカルドより優れている」【豪州GP】

THE DIGEST編集部

2024.03.24

予選8番手につけた角田。決勝レースが楽しみだ。(C) Getty Images

予選8番手につけた角田。決勝レースが楽しみだ。(C) Getty Images

 F1第3戦のオーストラリア・グランプリは3月23日に予選が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅はサウジアラビアGPに続いてQ3進出を果たし、今季最高の8番手につけている。

【関連記事】オランダ有識者が「無礼だ」と激怒!レッドブル顧問も言及したRB順位入れ替え問題…角田裕毅とリカルドはともに解決済みと強調
 初日から好調ぶりを見せていた角田は、フリー走行3回目では19周回を重ねて全体11番手となる1分17秒673を記録。そして迎えた予選、Q1では1分17秒356で7番手に入って通過すると、Q2も9番手となる1分16秒791でクリア、そしてQ3もラストアタックで1分16秒788を計測し、アストンマーティン勢を抑えて8番グリッドを手にした。

 自身のSNSに「(アルバート)パークでの良い1日」と投稿した彼は、チームの公式サイトを通して「チームと自分自身のパフォーマンスに非常に満足しています。週末を通して、とても安定している車を与えてくれたチームには、本当に感謝しています」と語り、以下のように続けている。

「全部のセッションで、容易に適応して自信を得られたので、クリーンラップを走ることができたと思います。各コーナーで1000分の1秒を削り、パフォーマンスを最大限に引き出せました。ウィリアムズや他のチームがQ1でより良いタイムを出していたので、Q3進出や8番グリッドというものは期待していませんでした。とても嬉しいです。これは今季最高の予選ポジションであり、チームの熱心な取り組みを反映しています」

「ダニエル(・リカルド/Q1のラストアタックがトラックリミットで無効となり18番手)も速いペースを見せていたので、彼の結果は少し残念ですが、明日どうなるかを見てみましょう。簡単ではありませんが、クリーンなレースをし、できる限りのことをして、ポイント獲得を目指します!」

 また、F1公式サイト『F1.com』のインタビューでは、決勝に向けて「必要なのは、ミスをせず、クリーンなレースをするために集中することです。直近の2レースは非常にフラストレーションが溜まるものだったので、それが今、我々に必要なことであり、最初のステップです。もし、全てをまとめることができれば、おそらくポイントを獲得できると思います。ここでは、昨季のようなことが起こる可能性があります」と、混沌のレースの末に繰り上げで10位入賞を飾った昨季の再現の可能性にも言及した。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号