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「完璧な週末」豪州GPの角田裕毅に各国メディアが高採点!! 優勝のサインツに次ぐ2位評価も!「レッドブルは来季の候補と考えているだろう」

THE DIGEST編集部

2024.03.27

豪州GPで7位入賞を果たした角田。各国メディアの評価もすこぶる高い。(C) Getty Images

 F1第3戦のオーストラリア・グランプリ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は7位入賞を果たし、6ポイントを獲得している。

 初日から好調で、予選では2戦連続となるQ3進出を果たした上に、今季最高位となる8番手。決勝では安定したドライビングで、ほとんどの周回においてトップ10以内を維持し、ライバルたちのリタイアやペナルティーによって、最終的に今季最高順位を手にすることとなった。

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 最高のパフォーマンスと結果で、次戦の日本GPにも弾みをつけた彼に対して、当然ながら各国メディアも高評価を下している。英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、10点満点の採点で「8.5」を与え、寸評ではチームメイトのダニエル・リカルドを引き合いに出して、角田に賛辞を贈った。

「このところ、多くの注目が角田のチームメイトに集まっているが、この日本人ドライバーは再び示した。2025年にチームのどちらかひとりが残留するとすれば、それが彼であるべきだということを。8番手スタートの角田は、ポイント圏内に留まるためによく戦った。その結果、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセル(ともにメルセデス)がリタイアした時、彼は8位まで昇格し、RBにとってシーズン初のポイントを獲得した」

 同じ英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』はさらに高い「9」という採点で、「角田は、かつてマクラーレンでランド・ノリスがそうしたように、ダニエル・リカルドを負かし続けており、オーストラリアでまた新たな力強い週末を過ごした。予選ではQ3に進出し、決勝ではしっかりとポイントを獲得……間違いなくレッドブルは、角田を2025年のドライバー候補として考えているだろう」と、来季の去就にも言及している。

『TOTAL MOTORSPORT』は、「車の性能を上回るほどのパフォーマンスを見せたことは、角田にとって非常に大きな結果だ。安定感のある走りを見せて6ポイントを獲得したこともさることながら、リカルドとの間に明らかな差があったことが大きい。鈴鹿でのホームレースを控え、角田は自信に満ち溢れている」として、採点は「7.5」とした。
 
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「我慢強く待つ者には本当に良いことが訪れるようだ」