専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
フィギュア

宇野昌磨が愚直に今季のエキシビ曲を熱演! フィナーレでは海外スケーターと交流し、破顔一笑【スターズ・オン・アイス】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.04.05

今季のエキシビ曲を披露した宇野。大きな歓声を受けた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

今季のエキシビ曲を披露した宇野。大きな歓声を受けた。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 愚直に、自らのスケートと向き合った。
 
 4月5日、国内外の超一流スケーターが集結したフィギュアスケートのアイスショー『スターズ・オン・アイス』の横浜公演(同7日まで)が神奈川県・横浜アリーナで開催され、日本男子として史上初の世界選手権2連覇の偉業を持つ宇野昌磨が第1部のトリで登場した。

 黒のジャケットとパンツというロックな雰囲気で登場した宇野は、今季のエキシビションナンバーであるビートルズの『Come Together』を熱演。トリプルアクセル、3回転サルコウなどを決めると、代名詞であるクリムキンイーグルを披露。スタンドから前半パートで一番と言っても過言ではないほど、大きな歓声を受けた。
 
 これだけではない。第2部では56年ぶりに世界選手権3連覇を飾った坂本花織、18歳の三浦佳生、プロスケーターの宮原知子ら日本人によるグループナンバー「Mrs.GREEN APPLE」の『ケセラセラ』を演じ、4回転トウループを着氷。競技会さながらの切れ味鋭い4回転を見せた。

 演技以外の一面では、世界選手権で死力を尽くしたイリア・マリニン、イザボー・レビト(ともにアメリカ)、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)とも交流を深めた宇野。特に、昨シーズン引退を表明したキーガン・メッシング(カナダ)とはフィナーレで笑顔をかわし、リラックスした表情を見せていた。

 フィナーレでは最後まで観客の声援に手を振って応え、初日の公演を終えた。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

【PHOTO】宇野昌磨、坂本花織が華麗に舞う!スターズ・オン・アイス2024の全スケーターを現地カメラマンが激写!

【世界フィギュア PHOTO】フリー4位から逆転優勝!世界選手権3連覇を飾った坂本花織の演技をプレーバック

【世界フィギュア PHOTO】モントリオールで渾身の演技を披露した宇野昌磨の厳選フォト!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号