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「本当に酷いドライビング」マグヌッセンの非を主張する角田裕毅に元F1王者も同調! リカルドももらい事故で「RBは大惨事」

THE DIGEST編集部

2024.04.22

中国GPではマグヌッセンとの接触でリタイアに追い込まれた角田。(C) Getty Images

 F1第5戦の中国グランプリは4月21日に決勝が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は今季初のリタイアを喫した。

 初日の最初のセッションからグリップとペースの不足に苦しみ、予選はスプリント予選同様に19番手に沈んだ角田だったが、スタートで順位を上げ、さらにセーフティーカー導入からのレース再開後には13番手まで上がったが、26周目にケビン・マグヌッセン(ハース)の接触を受けてスピン、リアタイヤがパンクしたことで、車を停めることを余儀なくされた。

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 失意のレース後、自身のSNSに「巻き返しをしていたところ後続車に接触されリタイヤとなりました! またマイアミで強く戻ってきます!(原文)」と投稿した角田は、またチームの公式サイトを通して、以下のように声明を発している。

「今日の結果は残念で、悔しいです。マグヌッセンとの接触までは、レースの流れに満足していました。セーフティーカーの後、良い再スタートで5つも順位を上げられていたので、できることを最大限に活かせたと感じていますが、ペース自体は望んだほど改善されませんでした」

「他の車よりも滑りやすく、チームは一生懸命、解決に取り組んでサポートしてくれましたが、全体的に今週は本来の強さを示せず、それが残念でした。ファエンツァに戻って原因を調査し、(次戦の)マイアミには強くなって戻ってこられるでしょう。良いペースを見せていたダニエル(・リカルド)もリタイアしてしまったのは残念であり、チームとして2台とも完走できず、ポイントを獲得できなかったことが悔しいです」

 また、レース後のインタビューでは、マグヌッセンとの接触について「はっきりしているのは、彼が僕のタイヤに触れてスピンさせたということです。僕にできることは何もありませんでした。スペースも十分に空けていました。途中まで上手くいっていたので、これでレースが終わってしまったのは悔しいです」と、完全にもらい事故であると強調した(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
 
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「ケビンの行為は本当に馬鹿げている。不必要な攻撃性で、あれは良くなかった」