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【日本ダービー】海外老舗競馬紙がジャスティンミラノの”無敗の2冠”を強調も、17年ぶり牝馬V狙うレガレイラを「大きな脅威」とイチ押し

THE DIGEST編集部

2024.05.26

皐月賞を制した戸崎騎手とのコンビで大一番に臨むジャスティンミラノ。「無敗のダービー馬」誕生に期待がかかる。写真:産経新聞社

皐月賞を制した戸崎騎手とのコンビで大一番に臨むジャスティンミラノ。「無敗のダービー馬」誕生に期待がかかる。写真:産経新聞社

 無敗の2冠馬誕生か、それとも――。

 5月26日、東京競馬場で3歳クラシックの最高峰「日本ダービー(GⅠ、芝2400m)」が、午後3時40分に発走する。2021年に誕生したサラブレッド7906頭の頂点が決まる、一生に一度の特別な舞台。競馬に携わるすべてのホースマン憧れのレースが、刻一刻と迫っている。

 精鋭17頭が府中の舞台に名を連ねた。近年、ネット配信を中心にドバイワールドカップデー、米クラシック、凱旋門賞など、海外競馬を広く国内で視聴できたり、馬券なども購入することが可能になった。

 その環境は日本だけでなく、欧州の競馬界も同じだ。世界のあらゆる競馬情報を専門的に扱う日刊紙『Thoroughbred Daily News』の欧州版は、26日に開催する日本ダービーを特集。「”ミラノ”が東京優駿でライバルたちを蹴散らす」と銘打たれたタイトルには、クラシック一冠目の皐月賞(GⅠ、中山・芝2000m)を制し、無傷の4連勝でダービー制覇を狙うジャスティンミラノ(牡3歳/栗東・友道康夫厩舎)を本命視している。
 
 記事では「ヤスオ・トモミチ厩舎のこの馬は3戦全勝。昨年11月に、このコース(東京)で2000mのデビュー戦、そして2戦目の重賞(GⅢ・共同通信杯)を勝っている」と指摘。左回りの相性の良さも併せて強調している。

 さらに、「日本の2000ギニー(皐月賞)を優勝したキズナ産駒のジャスティンミラノは、ケイタ・トサキ(戸崎圭太)の見事な手綱さばきで完璧な走りを見せている」と断言。前走は超ハイペースのなか、4コーナー4番手で進み好走。最後は1分57秒1という異次元のコースレコードを叩き出した強さに注目しながら、戸崎騎手の悲願のダービー戴冠に期待を寄せている。
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