苦しみながらも、今夏のパリ切符獲得へ着実に前進した。
パリ五輪の出場権を懸けたバレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」は現地6月1日、女子予選ラウンド第2週・中国大会の最終戦が行なわれ、世界ランキング7位に浮上した日本代表は東京五輪8強のドミニカ共和国代表(同11位)と対戦し、セットカウント3-1(25-20、23-25、26-24、25-23)で勝利を収め、これで3連勝。大会通算成績を6勝2敗とし、今月12日から始まる第3週・福岡大会に弾みをつけた。
【画像】パリ五輪の出場権獲得に向け突き進む!ネーションズリーグを戦う女子バレー日本代表を厳選ショットで特集!
第1セット序盤は、お互い競り合う展開が続いたが、8-8から山田二千華が打点の高い相手のスパイクをブロックするなど、日本が4連続得点。岩崎こよみのサービスエースも決まり、点差をさらに広げる。終盤はドミニカ共和国が粘り、長いラリーから日本は失点を喫するが、最後は相手のサーブミスで決着。日本がまず先取した。
逆に第2セットはドミニカ共和国が主導権を握る。高さを生かした相手のパワフルな攻撃が機能し、常に先手を奪われる苦しい展開に。日本は前日の中国戦で最多25得点をマークしたキャプテン・古賀紗理那のスパイク、途中出場の宮部藍梨がサーブから連続得点で追い上げるが、先にセットポイントを許す。だが、そこから4連続ポイントで1点差に迫ったものの、最後は相手の強打に屈し、このセットを落とした。
第3セットも一進一退の攻防。相手の強打が何本も襲うが、日本は粘り強いバレーでしのぐ。途中出場の石川真佑、古賀のバックアタックなどで逆転するが、課題である20点目以降から連続得点を許し、相手のサービスエースなども決まり、24-24の同点に追い付かれる。結局デュースにまでもつれたが、最後は古賀がレフトから渾身のスパイクを決め切り、日本が競り合いを制して王手をかけた。
勝負の第4セットは、崖っぷちのドミニカ共和国が立ち上がりから猛攻を見せ、日本は序盤から5点のビハインド。だが我慢しながら点差をコツコツ詰めていき、岩崎のブロックポイント、石川のバックアタックなどで4連続得点。相手のミスも重なり、終盤でついに同点に追い付く痺れる展開のなか、日本が先にマッチポイント。最後は相手の強打を止め、最大8点差のビハインドから大逆転勝利。25-23で接戦をモノにした。
すでに五輪のバレーボール女子の出場枠「12」のうち、7チームが決まっているなか、今大会で残る5つの出場枠に滑り込むには、予選ラウンド終了時の6月17日付の世界ランクで日本はアジア最上位になるか、もしくは五輪出場権獲得チームとアジア枠とアフリカ枠を除く上位3チーム以内に入ることが条件となる。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】最多25得点の活躍の裏で…女子バレー日本代表・古賀紗理那の主将たる振る舞い&ファンサービスを海外メディア称賛!【ネーションズリーグ】
パリ五輪の出場権を懸けたバレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」は現地6月1日、女子予選ラウンド第2週・中国大会の最終戦が行なわれ、世界ランキング7位に浮上した日本代表は東京五輪8強のドミニカ共和国代表(同11位)と対戦し、セットカウント3-1(25-20、23-25、26-24、25-23)で勝利を収め、これで3連勝。大会通算成績を6勝2敗とし、今月12日から始まる第3週・福岡大会に弾みをつけた。
【画像】パリ五輪の出場権獲得に向け突き進む!ネーションズリーグを戦う女子バレー日本代表を厳選ショットで特集!
第1セット序盤は、お互い競り合う展開が続いたが、8-8から山田二千華が打点の高い相手のスパイクをブロックするなど、日本が4連続得点。岩崎こよみのサービスエースも決まり、点差をさらに広げる。終盤はドミニカ共和国が粘り、長いラリーから日本は失点を喫するが、最後は相手のサーブミスで決着。日本がまず先取した。
逆に第2セットはドミニカ共和国が主導権を握る。高さを生かした相手のパワフルな攻撃が機能し、常に先手を奪われる苦しい展開に。日本は前日の中国戦で最多25得点をマークしたキャプテン・古賀紗理那のスパイク、途中出場の宮部藍梨がサーブから連続得点で追い上げるが、先にセットポイントを許す。だが、そこから4連続ポイントで1点差に迫ったものの、最後は相手の強打に屈し、このセットを落とした。
第3セットも一進一退の攻防。相手の強打が何本も襲うが、日本は粘り強いバレーでしのぐ。途中出場の石川真佑、古賀のバックアタックなどで逆転するが、課題である20点目以降から連続得点を許し、相手のサービスエースなども決まり、24-24の同点に追い付かれる。結局デュースにまでもつれたが、最後は古賀がレフトから渾身のスパイクを決め切り、日本が競り合いを制して王手をかけた。
勝負の第4セットは、崖っぷちのドミニカ共和国が立ち上がりから猛攻を見せ、日本は序盤から5点のビハインド。だが我慢しながら点差をコツコツ詰めていき、岩崎のブロックポイント、石川のバックアタックなどで4連続得点。相手のミスも重なり、終盤でついに同点に追い付く痺れる展開のなか、日本が先にマッチポイント。最後は相手の強打を止め、最大8点差のビハインドから大逆転勝利。25-23で接戦をモノにした。
すでに五輪のバレーボール女子の出場枠「12」のうち、7チームが決まっているなか、今大会で残る5つの出場枠に滑り込むには、予選ラウンド終了時の6月17日付の世界ランクで日本はアジア最上位になるか、もしくは五輪出場権獲得チームとアジア枠とアフリカ枠を除く上位3チーム以内に入ることが条件となる。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】最多25得点の活躍の裏で…女子バレー日本代表・古賀紗理那の主将たる振る舞い&ファンサービスを海外メディア称賛!【ネーションズリーグ】
関連記事
- 「日本人って美しい…」女子バレー古賀紗理那がみせた“究極のファンサービス”に世界が感嘆!「まさに妖精」「見惚れてしまう」
- 「恥ずべき惨敗だ!」日本によもやの完敗の中国女子バレーを母国メディアが辛辣批評! 3年ぶり復帰の大エースからは“ダメ出し4連発”【ネーションズリーグ】
- 女子バレー日本、ライバル中国を叩き「ポイント差」急接近! 次戦でアジア最上位国に浮上する可能性も【ネーションズリーグ】
- 「消極的でリズムが悪かった」日本の粘り強さに敵将脱帽。母国メディアは悔しさ隠せず、最多25得点の古賀紗理那とエースを比較【ネーションズリーグ】
- 最多25得点の活躍の裏で…女子バレー日本代表・古賀紗理那の主将たる振る舞い&ファンサービスを海外メディア称賛!【ネーションズリーグ】