第96回箱根駅伝は、1月2日に往路が行なわれ、ハイペースな展開を制した青山学院大が3年ぶり、4回目の往路優勝を果たした。2位國學院大、3位東京国際大が創部初の快進撃を見せ、東海大、明治大が4、5位と続いた。昨年往路優勝の東洋大は、5区宮下隼人が区間新の走りを見せるも11位となり、苦しい展開となった。
風もなく、最高のコンディションに恵まれたこの日、東京・大手町から午前8時に1区がスタートした。
國學院大の藤木宏太が先頭集団を引っ張る中、創価大の米満怜がラストスパートで抜け出し、創部以来初の1位でタスキリレーを行なう。
各大学のエースが揃う花の2区では、早稲田大、東海大、青山学院大、国学院大が先頭集団を形成すると速いペースでレースをリードする。ラスト1kmを切ったところで、青山学院大の1年、岸本大紀が抜け出し、1時間7分台の快走をすると1位でタスキをつなげた。
そして、同区では東洋大のエース相澤晃、予選会最速の東京国際大・伊藤達彦がデッドヒートを見せる。抜け出した相澤が怒涛の7人抜きを行ない7位に浮上し、1時間5分57秒の区間新記録を叩き出す。「想定していたより(順位が)後ろだった。とにかく先頭に追いつけるように走った。記録を出したのも伊藤くんと一緒に走れたから」と喜びの表情を見せた。
戸塚から平塚までの3区は、青山学院大の主将・鈴木塁人が1位を単独で走行していくが、11km地点で東京国際大のイェゴン・ヴィンセントがその背中を捉える。人生初の駅伝で59分25秒、区間新記録の走りを見せてそのまま首位に。2位争いは國學院大と青山学院大が抜きつ抜かれつのデッドヒートの中、青山学院大に軍配が上がる。駒澤大、田澤廉はパワフルな走りを見せ、怒涛の7人抜き、6位でタスキをつなげた。
4区小田原中継所は、青山学院大の吉田が1時間3秒の区間新記録を打ち立てる気迫の走りで1位に浮上。遅れること1分2秒差で東京国際大が続く。3位國學院大、4位東海大、5位帝京大と、2分以内に5チームがひしめき合う混戦模様で箱根の山登り、5区を迎える。
昨年、区間賞を打ち立てた國學院大の浦野雄平は、往路優勝を目指し、2位の東京国際大を早々に抜き去ると、目の前に立ちはだかる青山学院大を猛追する。しかし、飯田貴之が、粘り強い走りで浦野を振り切り、青山学院大が3年ぶり4度目の往路優勝を飾った。
風もなく、最高のコンディションに恵まれたこの日、東京・大手町から午前8時に1区がスタートした。
國學院大の藤木宏太が先頭集団を引っ張る中、創価大の米満怜がラストスパートで抜け出し、創部以来初の1位でタスキリレーを行なう。
各大学のエースが揃う花の2区では、早稲田大、東海大、青山学院大、国学院大が先頭集団を形成すると速いペースでレースをリードする。ラスト1kmを切ったところで、青山学院大の1年、岸本大紀が抜け出し、1時間7分台の快走をすると1位でタスキをつなげた。
そして、同区では東洋大のエース相澤晃、予選会最速の東京国際大・伊藤達彦がデッドヒートを見せる。抜け出した相澤が怒涛の7人抜きを行ない7位に浮上し、1時間5分57秒の区間新記録を叩き出す。「想定していたより(順位が)後ろだった。とにかく先頭に追いつけるように走った。記録を出したのも伊藤くんと一緒に走れたから」と喜びの表情を見せた。
戸塚から平塚までの3区は、青山学院大の主将・鈴木塁人が1位を単独で走行していくが、11km地点で東京国際大のイェゴン・ヴィンセントがその背中を捉える。人生初の駅伝で59分25秒、区間新記録の走りを見せてそのまま首位に。2位争いは國學院大と青山学院大が抜きつ抜かれつのデッドヒートの中、青山学院大に軍配が上がる。駒澤大、田澤廉はパワフルな走りを見せ、怒涛の7人抜き、6位でタスキをつなげた。
4区小田原中継所は、青山学院大の吉田が1時間3秒の区間新記録を打ち立てる気迫の走りで1位に浮上。遅れること1分2秒差で東京国際大が続く。3位國學院大、4位東海大、5位帝京大と、2分以内に5チームがひしめき合う混戦模様で箱根の山登り、5区を迎える。
昨年、区間賞を打ち立てた國學院大の浦野雄平は、往路優勝を目指し、2位の東京国際大を早々に抜き去ると、目の前に立ちはだかる青山学院大を猛追する。しかし、飯田貴之が、粘り強い走りで浦野を振り切り、青山学院大が3年ぶり4度目の往路優勝を飾った。