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角田裕毅が「ローソンのレッドブル昇格は“奇妙”」で「自分はその座にふさわしい」とこれまでにない大胆発言連発!

THE DIGEST編集部

2024.07.19

参戦当初からの目標のひとつであるレッドブルのシートを実力で引き寄せている角田。(C)Getty Images

 F1のビザ・キャッシュアップ・RB(RB)に所属する角田裕毅は、F1公式サイトにおいてRBのシニアチームであるレッドブルへの昇格の準備ができていると話し、同じくレッドブルのシートを獲得する噂が出ている両チームのリザーブドライバーのリアム・ローソンがその座に就くのは"奇妙だ"と語った。

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 今季開幕から安定したレースを続け、過去最高レベルのシーズンを過ごしていることでレッドブル移籍も噂されていた角田。先月にレッドブルのセルジオ・ペレスが延長契約を発表し、角田もRBと延長契約を結んだことで昇格の可能性は潰えたかに見えた。

 しかしその後、ペレスの契約にはチームメイトのマックス・フェルスタッペンと100ポイント以上離された場合にチームは契約を解除できるというパフォーマンス条項の存在が複数メディアで報道されると状況は一変。絶不調に陥っているペレスに代わり、レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナー氏の"お気に入り"であるRBのダニエル・リカルドやローソンが昇格を果たすとの見方が強まっていた。

 一方でリカルドは角田に圧倒されている週末が目立ち、ローソンもテストで目標タイムに届かなかったことが判明すると徐々に状況が変化。角田昇格説を推すメディアがにわかに増加し、ホーナー氏も角田起用の可能性を認めるなど、角田への関心が強まっていた。

 そんな中、F1公式サイトは現地7月19日から始まるハンガリーGPを前に取材に応じた角田とのやり取りを公開。ローソンが将来レッドブルのドライバーになることはおかしいと思うかと尋ねられた角田は「もし彼らがリアムを選んだら、それは奇妙だ」と答えた。

 続けて、「でも、少なくとも私は(ローソンのレッドブル起用が実現するとは)思わない。リアムがチームでドライブしたとき、確かに本当に良い仕事をしてくれましたが、私はそれ以上のことをしたと思う。どうなるか見てみましょう。結局のところ、彼ら(レッドブル)はドライバーのマネジメントの仕方を知っている」とこれまでにない大胆発言を繰り出した。

 そして、絶対王者フェルスタッペンと並んで座るにふさわしいと思うかと問われると、「イエス」と答え、「これまで3年間と比べると、明らかに上位のチームと戦う準備はできている。マックスがいようが何だろうが、上位のチームと戦う準備はできている。でも、最終的には彼ら(レッドブル)が決めることになるし、僕がコントロールできるものではない。だから、これからのレースでやらなければいけないことだけに集中している」とあくまでもチームの選択であることを強調しつつ、トップを争う器であることを示した。

 シニアチーム昇格が現実味を帯び始めた角田。自分にはこのまたとないチャンスをつかみ、結果を残すことができる、という自信がにじみ出たインタビューとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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