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モータースポーツ

角田裕毅の「自分はトップチームにふさわしい」発言にもペレスは冷静に反応「反対する気持ちは一切ない」「来年もここにいる」

THE DIGEST編集部

2024.07.20

大胆発言をした角田(右)と冷静に答えたペレス。(C)Getty Images

大胆発言をした角田(右)と冷静に答えたペレス。(C)Getty Images

 F1レッドブルのセルジオ・ペレスはハンガリーGPを前に自身がチームを離れる場合に後任として名前が挙がることの増えた角田裕毅の発言について、自身の考えを述べた。

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 ペレスは先月レッドブルと延長契約を結んだにもかかわらず低調なパフォーマンスが続いている。チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏は現在の状況を「持続不可能だ」と話しており、夏休みまでにチームメイトのマックス・フェルスタッペンと100ポイント差以上開いた場合にチームが一方的に契約を解除できるパフォーマンス条項の存在もささやかれるなどペレスは非常に苦しい時期を過ごしている。

 モータースポーツ専門メディア『motorsport.com』は現地18日に行なわれたハンガリーGPのメディアセッションにおいてレッドブルの姉妹チームRBに所属している角田が自身はトップチームにふさわしく、シニアチーム昇格の準備ができていると、レッドブルのシートを狙っている姿勢を見せた件についてペレスに質問したという。

 返答は以下の通り。
「まあ、多くのドライバーが僕のシートに座りたいと思っていると思う。ここはトップシートの1つだし、ユウキが上に上がりたがるのは当たり前のことだ。それはスポーツの本質の一部に過ぎない」
「反対する気持ちは一切ない。このスポーツで高い野心を持つのは良いことだ」

 角田がトップチーム昇格への意志をこれほどまでに表現することは珍しいが、ペレスはそれがレーサーとして当然持つべきものだとし、特別なものではないことを強調。そして自身のパフォーマンスについても「僕は全力を尽くすことに全力を注いでいるし、来年もここにいるし、それは何も変わらない」と余裕を見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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