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【F1】RBRホーナー代表は角田裕毅ら起用せずペレスを“続投希望”変わらずか...7位フィニッシュでも「表彰台に戻るのは時間の問題」

THE DIGEST編集部

2024.07.22

7位入賞を果たしたペレス。(C)Getty Images

 F1ハンガリーGP決勝が現地7月21日に行なわれ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが初優勝、チームメイトのランド・ノリスが2位に輝いた。一方、現在コンストラクターズランキング首位のレッドブルはマックス・フェルスタッペンが5位、セルジオ・ペレスが7位とランキングでマクラーレンの大幅な接近を許す形に。メディアではペレス更迭の機運が高まっている一方で、チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏はペレスを称賛するコメントを出すなど、依然ドライバー人事は不透明なままだ。

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 予選Q1でクラッシュを喫し、16番手スタートとなったペレス。英国のF1専門メディア『PlanetF1.com』によれば、ホーナー氏は予選後、「私は非常に忍耐強くあることを示せたと思うが、これは彼とチームにとって本当に最も必要としなかったことだった」と語りペレスを非難した。

 そして、レッドブルグループのヘルムート・マルコ博士は次戦ベルギーGP後にチームはペレスとミーティングを開催すると明言。複数メディアの中でもレッドブルのシートは別のドライバーに明け渡されるものとする見方が強まっていた。

 しかしペレスは決勝で戦略や堅実なドライビングによって7位まで大幅にポジションをアップ。トップチームのドライバーとしては物足りない成績だったが、レース後には「それが今日達成できた最大のものだったと思う。これからも調子を上げていきたいです。僕たちにはトップで戦えるペースがあると思うし、今日はそれを示した。表彰台に戻るのは時間の問題だ」と発言し、次戦以降へ自信を取り戻した様子だった。

 これにはホーナー氏も満足げで「チェコは今日良いレースを走ったし、彼の戦略はうまくいった。彼はまた、良いペースを見せ、良いオーバーテイクをしたし、スパで力強いパフォーマンスをするために、そこから良い自信を得ただろう」と前向きなコメントを出した。

 角田が自身の卓越したタイヤマネジメント力で9位入賞を遂げ、シニアチーム昇格へアピールしたにもかかわらず、ホーナー氏が期待するのはペレスの復調のみなのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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