バレーボール

女子バレー、“天王山”と捉えた日本戦に逆転勝ち…ポーランド・メディア賛辞「この勝点3は大きい」「非常に価値ある勝利だ」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.29

日本との初戦に競り勝ったポーランド。メディアもこの勝利を大きく伝えた。(C) Getty Images

 悔しい黒星スタートだ。

 現地7月28日、パリ五輪女子バレーボールの1次リーグ初戦が行なわれ、2012年ロンドン五輪以来となる12年ぶりのメダル獲得を目指す日本代表(世界ランク7位)は、格上のポーランド代表(同4位)と対戦。第1セットを奪うもそこからひっくり返され、セットカウント1-3(25-20、22-25、23-25、26-28)で惜敗した。

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 立ち上がりは一進一退の展開から粘り強く得点を重ね、幸先よく第1セットを先取した日本。しかしシーソーゲームの第2セットを取られると、続く第3セットは、終始リードを許す苦しい展開に。そのまま王手をかけられ、激しい攻防が繰り広げられた第4セットもものにできず…。デュースの末に試合を決められ、無念の逆転負けとなった。

 同大会は各組の上位2チームと、3位のうち成績上位の2チームが決勝トーナメントに進むレギュレーションだ。その初戦白星を受け、ポーランドのスポーツメディア『Sport.pl』は、「終盤にかなり緊迫した展開となったが、日本から勝点3の勝利」と速報。「非常に価値ある勝利だ」と母国代表の好発進に賛辞を送っている。

 さらに記事内では、「現時点でプール首位だ」と前置きした上で、「初戦を終え、ポーランドは1次リーグ突破に向けてかなり有利な立場にある」と分析。「大会前からポーランドは、日本、ブラジルとプールの1、2位を争うと予想されていた。だから、この日本戦での勝点3は大きい。これで決勝トーナメントに大きく近づける」と初戦の日本戦をまさにグループ内の天王山と捉え、その勝利の重要性を指摘していた。

 ここから巻き返しを図りたい日本女子バレー。今後は、現地8月1日にブラジル代表(世界ランク2位)との第2戦、現地3日にケニア代表(同20位)と対戦予定だ。

構成●THE DIGEST編集部
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