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卓球

卓球“絶対王者”中国がまさかの2回戦敗退…歴史的番狂わせは“カメラマンに折られたラケット”が原因と元金メダリストが指摘【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.31

歴史的敗北を喫した王(右)。(C)REUTERS/AFLO

歴史的敗北を喫した王(右)。(C)REUTERS/AFLO

 卓球王国中国にまさかの事態だ。

 パリ五輪の卓球男子シングルス中国代表の王楚欽(世界ランク1位)が、スウェーデン代表のトルルス・モレガルド(同26位)に敗れる大波乱が起きた。五輪の男子シングルスで中国代表選手が他国選手に敗れるのは20年ぶり。

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 王は第1、2セットと先制されると、その後3、4セットを連取し試合を振り出しに。しかしその後の5、6セットを取られ敗れた。男子シングルスで中国選手が他国選手に勝利を許したのは2004年のアテネオリンピックのユ・スンミン(韓国)以来20年ぶりの事態だ。

 その原因の1つとされているのは王のラケット。前日に混合ダブルスで金メダルを獲得した王だったが、写真撮影の際に押し寄せたカメラマンに自身のラケットを踏まれて折れてしまい、スペアラケットでの戦いを余儀なくされていたのだ。

 この状況について、東京五輪混合ダブルス金メダリストの水谷隼は自身のXで「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい。そう考えたら卓球は用具がどれだけ重要な競技か分かってもらえたかも」と、ラケットがパフォーマンスに与える大きさについて言及した。

構成●THE DIGEST編集部

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