連日、熱戦が繰り広げられているパリ五輪。ここまで金メダル8個と日本勢の活躍が著しいが、大会が進むにつれてあらためて浮き彫りとなった問題も少なくない。その一つがアスリートの誹謗中傷被害だ。
現地7月27日、柔道男子60キロ級の永山竜樹が"不可解判定"の末、フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)に敗れると、対戦相手と審判へのバッシングが殺到。それから2日経過した現地29日には、永山が自身のSNSを更新し、「ガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えていただきたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」と発信している。
さらに現地28日、女子52キロ級で2回戦敗退を喫した阿部詩のもとには、試合後の号泣に対する批判の声だけでなく、度を越えた攻撃的な書き込みも…。そんななかで現地30日に阿部は、「沢山のサポート、応援ありがとうございました」などと感謝のメッセージをつづり、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」とSNS上で謝罪した。
これらの状況を受け、東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得している水谷隼氏は現地8月1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「死ね!」「くたばれ!」「消えろ!」「お前嫌われてんだよ」などと、自身のアカウントに寄せられた心無い言葉の数々を公開し、「こんなのいっぱい届いたら誰でも心病むよ…」とアスリートに同情を示している。
その後も、「あとわざわざ本人に届くように粘着してコメントや引用までして悪口言う、誹謗中傷予備軍みたいなタチ悪いやつらも規制できるようにならないの?」と問いかければ、「心に受ける傷は同じ。どんどん心が閉ざされてく」と記述。「SNSに精通してる人が法改正やルール変えていかないと永遠に終わらない」と投稿を締めていた。
フォロワーからは、「完全にアウト」「酷いですね」などと多くのコメントが寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「これぞオリンピックの感動だ!」卓球女子で実現した"23歳vs 61歳の新旧女王対決"に中国メディアが興奮!「最後は夫との熱烈キス」【パリ五輪】
【関連記事】卓球"絶対王者"中国がまさかの2回戦敗退…歴史的番狂わせは"カメラマンに折られたラケット"が原因と元金メダリストが指摘【パリ五輪】
【関連記事】卓球金メダルの中国選手を襲った"不幸なアクシデント"... 水谷隼が独特な表現で同情「やっと完成させたラーメンのスープを…」【パリ五輪】
現地7月27日、柔道男子60キロ級の永山竜樹が"不可解判定"の末、フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)に敗れると、対戦相手と審判へのバッシングが殺到。それから2日経過した現地29日には、永山が自身のSNSを更新し、「ガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えていただきたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」と発信している。
さらに現地28日、女子52キロ級で2回戦敗退を喫した阿部詩のもとには、試合後の号泣に対する批判の声だけでなく、度を越えた攻撃的な書き込みも…。そんななかで現地30日に阿部は、「沢山のサポート、応援ありがとうございました」などと感謝のメッセージをつづり、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」とSNS上で謝罪した。
これらの状況を受け、東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得している水谷隼氏は現地8月1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「死ね!」「くたばれ!」「消えろ!」「お前嫌われてんだよ」などと、自身のアカウントに寄せられた心無い言葉の数々を公開し、「こんなのいっぱい届いたら誰でも心病むよ…」とアスリートに同情を示している。
その後も、「あとわざわざ本人に届くように粘着してコメントや引用までして悪口言う、誹謗中傷予備軍みたいなタチ悪いやつらも規制できるようにならないの?」と問いかければ、「心に受ける傷は同じ。どんどん心が閉ざされてく」と記述。「SNSに精通してる人が法改正やルール変えていかないと永遠に終わらない」と投稿を締めていた。
フォロワーからは、「完全にアウト」「酷いですね」などと多くのコメントが寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「これぞオリンピックの感動だ!」卓球女子で実現した"23歳vs 61歳の新旧女王対決"に中国メディアが興奮!「最後は夫との熱烈キス」【パリ五輪】
【関連記事】卓球"絶対王者"中国がまさかの2回戦敗退…歴史的番狂わせは"カメラマンに折られたラケット"が原因と元金メダリストが指摘【パリ五輪】
【関連記事】卓球金メダルの中国選手を襲った"不幸なアクシデント"... 水谷隼が独特な表現で同情「やっと完成させたラーメンのスープを…」【パリ五輪】
関連記事
- 「失意のどん底に突き落とされた...」英競泳選手が予選1位通過も“まさかの違反”で歓喜→絶望! 英紙は「あまり知られていないルールなんだ」【パリ五輪】
- 水質懸念のセーヌ川でトライアスロン強行。カナダ選手がレース後に“10回嘔吐”、医師のスペイン選手は主催者を非難「私たちはサーカスのピエロ」【パリ五輪】
- 「コメント欄を見ていて悲しくなる」柔道女子金メダルの出口クリスタが相次ぐ“ネガティブな声”に抗議の声明を発表!「こういう所での不毛な争いは…」【パリ五輪】
- 「なんでビデオ判定がないんだよ!」再び疑惑判定…なぜベカウリだけ映像確認? 村尾三四郎の銀メダルにX騒然「あまりにも不可解」「悔しい…」【パリ五輪】
- 「判定おかしくない?」BMX中村輪夢、世界初の新技成功も"意外な結果"にネット騒然「点数の付け方…」「なんで」【パリ五輪】