念願の表彰台にたどり着いた。

　現地８月３日、パリ南アリーナにてパリ五輪の卓球女子シングルス３位決定戦が行なわれ、世界ランク５位の早田ひなは、同８位のシン・ユビン（韓国）にゲームカウント４-２（9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7）で勝利。同種目の日本勢としては、2021年東京五輪の伊藤美誠に続く２大会連続の銅メダル獲得だ。

【画像】左腕の負傷に負けず堂々の銅メダル！卓球女子シングルス・早田ひなを厳選ショットで特集！ 　対戦相手のシン・ユビンは、韓国で“天才卓球少女”と称される20歳。準々決勝で世界ランク13位の平野美宇を破った難敵だ。しかしこの日、左腕の痛みを抱えながら早田は、第１ゲームを先取されてから怒涛の３ゲーム連取。続く第５ゲームをデュースの末に取られるも、しっかりと第６ゲームで勝負を決め、嬉し涙を流した。

　この結果を受け、韓国メディア『Starnews Korea』は、「宿命の日韓戦で“天敵”に敗北！」と速報記事を掲載。「試合前の対戦成績はシン・ユビンから４戦全敗。この日も天敵を攻略することはできなかった」と報じており、母国選手の奮闘を称えながらも、「しかし、早田は簡単な相手ではなかった」と力の差を伝えている。

　また『hankooki.com』は、「デュースの第２、３ゲームを落としたのが悔やまれる」と反応。さらに「あと一歩足りなかった」と無念の思いを綴ると、別の記事では、団体戦でのパフォーマンスに期待を寄せ、「日本は“エース”早田の左腕負傷で戦力に不安が生じた。中国以外のチームには勝つチャンスが十分ある」とも分析していた。

　なお団体戦は、現地５日からスタート。金メダル獲得を狙う日本は、初戦でポーランドと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】早田ひなが”伏兵”北朝鮮選手とのフルゲームマッチを制し、日本勢唯一のベスト４進出！ 最強女王・孫穎莎とメダルを懸け激突【パリ五輪】

【関連記事】「あわや全滅の危機だった…」世界王者を土壇場まで追い詰めた張本智和に中国メディアが戦慄！「危険な男だ」「恐ろしい成長ぶり」【パリ五輪】

【関連記事】「めっちゃ泣いてる！」平野美宇、韓国の“天才卓球少女”に苦戦…まさかのベスト８敗退に中国メディアが驚き！「厳しい戦いだった」【パリ五輪】