プロボクシング・WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦が9月3日に東京・有明アリーナで行なわれ、元WBOアジア・パシフィック同級チャンピオンの平岡アンディ(同級6位)がWBA同級暫定王者のイスマエル・バロッソ(ベネズエラ)から3度のダウンを奪い、9回2分58秒TKO勝ちを収めた。これで平岡の戦績は24戦全勝19KOとなっている。
【動画&画像】暫定王者から3度のダウンを奪い圧勝した平岡アンディの激闘をチェック!
今試合で暫定王者バロッソを下した平岡は、正規の王者であるアメリカのホセ・バレンズエラへの挑戦権を獲得。世界へ挑戦する道を切り開いた平岡の今後の戦いに注目だ。
試合の序盤に海外のボクシング情報を発信している『Boxing Kingdom』は公式X(旧ツイッター)で「バロッソはかなり老けて見えるが、トラックのようなパンチを繰り出す。序盤はヒラオカが優勢」と伝えた。
また試合終了後、同メディアは公式Xで「ヒラオカはここまで素晴らしいファイトを見せている。バロッソを圧倒している。ヒラオカのフットワークとカウンターは見事だ」と称賛した。
ボクシング専門メディア『Boxing Kingdom』の投稿をチェックした海外のボクシングファンからは、「右フックのカウンターが素晴らしかった」「バロッソはヒラオカの体格とリーチに苦戦した」「(ヒラオカの)ジャブも非常に鋭かった」などと、平岡を称えるメッセージが寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「簡単な試合にならない」9.3防衛戦の井上尚弥がSバンタム級を戦うなかで避けられない“難敵”ドヘニーを最大警戒「だからこそKOしたい」
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