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モータースポーツ

米国GPでの4年連続入賞を目指す角田裕毅に「レッドブル昇格のために存在を示す必要がある」と専門メディア。再参戦のローソンは「昇格は頭の中にない」

THE DIGEST編集部

2024.10.17

米国GPでの4年連続入賞を目指す角田裕毅。(C)Getty Images

米国GPでの4年連続入賞を目指す角田裕毅。(C)Getty Images

 シンガポール・グランプリから1か月が経ち、20024年F1世界選手権は今週末に再開。第19戦アメリカGPはテキサス州オースティン郊外の「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)」で開催される。

 ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)はダニエル・リカルドからリアム・ローソンにドライバーが交代しての初戦ということで注目を集めることになるが、このニュージーランド人ドライバーとのチーム内対決に臨むことになる角田裕毅も気合十分である。

 角田はチームの公式サイトを通して、「オースティンの週末はシーズンの中でもお気に入りのひとつです。街が好きだし、サーキットもとても楽しいです。特にラップの最初の部分は鈴鹿に少し似ています。過去3回はポイントを獲得しており(2021年から順に9位、10位、8位)、昨季はファステストラップも記録できました」とCOTAでの良い思い出を回想するとともに、4度目のレースに思いを馳せている。
 
「前回のレースの後でコースが再舗装されているので、どのような感じになっているのかが楽しみです。今回はスプリントも行なわれる週末であり、オースティンに来る前に行なった準備とシミュレーション作業が、これまで以上に重要になります。スプリント予想にすぐに入る前に、スムーズなフリー走行の時間を確保するためです」

 RBのレーシングディレクター、アラン・パーメインもCOTAに言及し、「このサーキットは多くの挑戦を提供する。高速コーナーや急激な方向転換、重いブレーキング、長い全開のコーナーなどだ。過去にはかなり路面がデコボコしていたが、今年大規模な再舗装が施されており、これが週末の車のセッティングやレース戦略に新しい次元を加えるかもしれない。従来、ここは2回のピットストップが一般的なサーキットだった」と説明している。

 専門メディアの報道を紹介すると、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「オースティンでの週末は、RBにとって特別なものとなるだろう。ファエンツァのチームは、新しいラインナップでコースに戻る。COTAでユウキは過去の素晴らしい結果を確認するために走る。彼はレッドブル昇格に近づくチャンスを得るために、引き続き自身の存在を示さなければならない」と、注目される去就に結び付けて報じた。
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