“悪名高き男”が見せたリスペクトの姿勢に驚きの声が上がっている。
現地時間1月18日、総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」が、アメリカのラスベガスで行なわれ、1年3か月ぶりの復帰戦(ウェルター級)に臨んだコナー・マクレガー(アイルランド)は、ドナルド・セローニ(アメリカ)に1ラウンドでのTKO勝ちを収めた。
試合開始と同時に怒涛の攻撃を展開し、わずか40秒で勝負を決したマクレガーだったが、相手に対するリスペクトを欠く行為はしなかった。セローニと言葉を交わした後に、オクタゴンに上がっていたセローニの祖母と笑顔でハグをしたのだ。
過去に相手を挑発するような言動を繰り返し、“The notorious(悪名高き男)”の異名で呼ばれるようにもなっていた男が見せた意外とも言うべき行動には賛辞が相次いでいる。試合後に『UFC』の公式SNSが、「信じられないほどのリスペクト」と綴って、ハグシーンを収めた画像を公開すると、ファンからは次のようなメッセージが寄せられた。
「“本物”の振る舞い」
「まっすぐにおばあちゃんの下へと向かったのは尊敬に値する」
「ある意味で一番のサプライズだ」
「なぜ優しいんだ?」
「最高だ」
「何かの間違いだろ?」
「きっとおばあちゃんはマクレガーに賭けてたんだ」
当のマクレガーは、試合後の会見で、セローニの祖母に対して感謝のコメントを残している。「彼女は驚異的な人だった」と話し、こう続けた。
「彼女は、イベントの第一試合から俺たちがやった最後の試合まで見てくれた。そして試合後に俺のところへやってきて、『あなたは素晴らしい』と敬意を表してくれた。だから俺もそれに応えたんだ。本当に素晴らしい女性だったよ。あんたら彼女を見たかい? あの人は今日の試合の一部だ。彼女こそがセローニを強く育て上げたんだな。本当になんて人だ」
これまでとは一線を画すような行動をしたマクレガー。31歳となったアイルランドのスーパースターは、一人の人間として変貌を遂げたのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間1月18日、総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」が、アメリカのラスベガスで行なわれ、1年3か月ぶりの復帰戦(ウェルター級)に臨んだコナー・マクレガー(アイルランド)は、ドナルド・セローニ(アメリカ)に1ラウンドでのTKO勝ちを収めた。
試合開始と同時に怒涛の攻撃を展開し、わずか40秒で勝負を決したマクレガーだったが、相手に対するリスペクトを欠く行為はしなかった。セローニと言葉を交わした後に、オクタゴンに上がっていたセローニの祖母と笑顔でハグをしたのだ。
過去に相手を挑発するような言動を繰り返し、“The notorious(悪名高き男)”の異名で呼ばれるようにもなっていた男が見せた意外とも言うべき行動には賛辞が相次いでいる。試合後に『UFC』の公式SNSが、「信じられないほどのリスペクト」と綴って、ハグシーンを収めた画像を公開すると、ファンからは次のようなメッセージが寄せられた。
「“本物”の振る舞い」
「まっすぐにおばあちゃんの下へと向かったのは尊敬に値する」
「ある意味で一番のサプライズだ」
「なぜ優しいんだ?」
「最高だ」
「何かの間違いだろ?」
「きっとおばあちゃんはマクレガーに賭けてたんだ」
当のマクレガーは、試合後の会見で、セローニの祖母に対して感謝のコメントを残している。「彼女は驚異的な人だった」と話し、こう続けた。
「彼女は、イベントの第一試合から俺たちがやった最後の試合まで見てくれた。そして試合後に俺のところへやってきて、『あなたは素晴らしい』と敬意を表してくれた。だから俺もそれに応えたんだ。本当に素晴らしい女性だったよ。あんたら彼女を見たかい? あの人は今日の試合の一部だ。彼女こそがセローニを強く育て上げたんだな。本当になんて人だ」
これまでとは一線を画すような行動をしたマクレガー。31歳となったアイルランドのスーパースターは、一人の人間として変貌を遂げたのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部