プロボクシングOPBF東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級統一王者の佐々木尽(八王子中屋)は1月24日、有明アリーナ(東京)でタイトル防衛戦に臨み、日本同級元王者の坂井祥紀(横浜光)を3-0の判定勝ち(116-112、117-111、118-110)で退けた。
【画像】井上尚弥ら全選手が計量パス!有明でのタイトルマッチに向けた前日計量の様子をお届け! 世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥とWBO同級世界ランキング11位のキム・イェジュンのタイトルマッチの前座として催された今回の一戦。これまでKO負けなしと守備力に定評のある坂井に対して、佐々木は自慢の強打で"KO勝ち"を誓っていた。
序盤から得意の左フック、左アッパーとパワフルなパンチで攻め立てる佐々木に対して、タイミング良くガードし反撃する坂井。佐々木は打たれ強い坂井に対して中々決定打が決まらないまま、逆に接近してからの怒涛のアッパー連打でダメージを受けるも、第6Rには負けじとアッパーで応酬するなど、削り合いの様相を見せた。
ダウンが欲しい佐々木は第11R、右のオーバーハンドが決まるとそこから左アッパー、ボディと攻め立てる。坂井も「来い!」と叫び、ジェスチャーで挑発。36分間持ち味を出し切る好ゲームを見せた両者は終了直後、互いの健闘を称えるように抱き合った。
勝利後、マイクを手に取った佐々木は「今年(タイトルマッチが)組まれたら、日本人初のウエルター級世界チャンピオンになるぞ」と宣言。実際、試合前時点の世界ランキングではWBAとWBCで3位、WBOとIBFで4位と世界タイトルを狙える位置につけており、宣言通りの"KO勝ち"とはならなかったものの、今回の勝利はその弾みとなった。
これで佐々木は通算21戦19勝(17KO)1敗1分、坂井は47戦29勝(15KO)15敗3分となった。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
「選手によっては対応しきれない」日韓決戦に臨む井上尚弥が2度の試合中止、10日前に対戦相手急きょ変更で得た絶対王者の"境地"
「KOするのが希望だ」4団体統一王者・井上尚弥を前に挑戦者キム・イェジュンが大胆発言「1ラウンド目から全力を尽くして」と〝要求〟も
【画像】井上尚弥ら全選手が計量パス!有明でのタイトルマッチに向けた前日計量の様子をお届け! 世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥とWBO同級世界ランキング11位のキム・イェジュンのタイトルマッチの前座として催された今回の一戦。これまでKO負けなしと守備力に定評のある坂井に対して、佐々木は自慢の強打で"KO勝ち"を誓っていた。
序盤から得意の左フック、左アッパーとパワフルなパンチで攻め立てる佐々木に対して、タイミング良くガードし反撃する坂井。佐々木は打たれ強い坂井に対して中々決定打が決まらないまま、逆に接近してからの怒涛のアッパー連打でダメージを受けるも、第6Rには負けじとアッパーで応酬するなど、削り合いの様相を見せた。
ダウンが欲しい佐々木は第11R、右のオーバーハンドが決まるとそこから左アッパー、ボディと攻め立てる。坂井も「来い!」と叫び、ジェスチャーで挑発。36分間持ち味を出し切る好ゲームを見せた両者は終了直後、互いの健闘を称えるように抱き合った。
勝利後、マイクを手に取った佐々木は「今年(タイトルマッチが)組まれたら、日本人初のウエルター級世界チャンピオンになるぞ」と宣言。実際、試合前時点の世界ランキングではWBAとWBCで3位、WBOとIBFで4位と世界タイトルを狙える位置につけており、宣言通りの"KO勝ち"とはならなかったものの、今回の勝利はその弾みとなった。
これで佐々木は通算21戦19勝(17KO)1敗1分、坂井は47戦29勝(15KO)15敗3分となった。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
「選手によっては対応しきれない」日韓決戦に臨む井上尚弥が2度の試合中止、10日前に対戦相手急きょ変更で得た絶対王者の"境地"
「KOするのが希望だ」4団体統一王者・井上尚弥を前に挑戦者キム・イェジュンが大胆発言「1ラウンド目から全力を尽くして」と〝要求〟も