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【F1】ローソンの起用は「賢明な選択だ」と元レッドブルドライバー、角田の昇格見送りは「ユウキが喜ばないのは明らかだが、データは嘘をつかない」

THE DIGEST編集部

2025.01.31

昨季VCARBでチームメイトとして競い合ったローソン(左)と角田(右)。(C) Getty Images

昨季VCARBでチームメイトとして競い合ったローソン(左)と角田(右)。(C) Getty Images

 F1レッドブルは今オフ、ジュニアチームであるVCARBのリアム・ローソンを2025年シーズンから起用することを発表。同じくVCARBの角田裕毅も候補と考えられていたものの、昇格は叶わず。このレッドブル上層部の判断について、元F1ドライバーが私見を述べた。

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 レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナー氏は、ローソンの起用について「厳しい決断」であったことは認めつつも、「より良く、より強くなるだけだ」とF1で11レースしか経験の無いニュージーランド人ドライバーのポテンシャルを評価したという。

 元F1ドライバーの評論家ロバート・ドーンボス氏の発言が、現地1月30日に英専門メディア『PlanetF1』によって紹介された。2006年にレッドブルからの参戦経験もある同氏は、ローソンが「わずかに改善を見せた」と見ており、同チームがリスクの低さと一貫性を重要視したと考察。また、同氏は「レッドブルが持っていた選択肢の中では、それは賢明な選択だと思う」とチームの決断を擁護したとし、以下のように続けた。

「この判断がユウキを喜ばせないのは明らかだ。それは理解している。(角田は)ジュニアチームにも長く在籍しており、すでに5シーズン目を迎えている。しかし、データは決して嘘をつかない」

 これまで出走した90レースの中で合計91ポイントを獲得し、シニアチームへのアピールを続けてきた角田。一方でローソンはテスト走行こそ経験していたものの、実戦わずか11レースでレッドブル首脳陣にポテンシャルを見せつけることに成功した。タイミング的に運が良かったとはいえ、チャンスをものにしたローソンを評価すべきだということは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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