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モータースポーツ

【F1】「セナ時代の熱狂は二度と起こらない」と語る角田裕毅が抱く日本の“F1人気復活の希望”「僕がグランプリで何勝かすれば...」

THE DIGEST編集部

2025.02.14

日本でのF1人気について語った角田(右)。(C)Getty Images

日本でのF1人気について語った角田(右)。(C)Getty Images

 日本人唯一のF1ドライバーとして今季、5シーズン目に臨む角田裕毅(レーシングブルズ)が日本でのF1人気や歴代の日本人ドライバーについて私見を述べた。

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 専門メディア『RMC MOTORI』は角田のインタビュー記事を配信。角田がチーム無線で声を荒げるなど「典型的な日本人の固定概念を打ち壊している」存在であり、チーム本拠地で洪水が起きた際には迷わずスコップを手に泥の撤去作業を手伝うなど、小さい体に“大きな心”を秘めている存在であると称賛した。

 また、日本でのF1の関心度について問われた角田は「(アイルトン・)セナがマクラーレン・ホンダに在籍していた時代の、独特の熱狂は二度と起こらないと思う」と回答。「日本人ドライバーはもちろん、日本のメーカーさえ参戦していなかった時代があったから、興味は徐々に薄れていったんだ」と分析した。

 一方で現在はわずかに事態が好転しているとの見解も示した角田。「セナや90年代のレベルには達していないが、F1への関心は感じられる。僕がグランプリで何勝かすれば、事態は一気に好転するだろう!そのためには自分のベストを尽くすことしかできないよ」と自身の活躍が日本でのF1人気復活につながると信じている。

 そして、「日本人最高ドライバーは誰か」という質問には「どのドライバーもその時代に高いレベルで戦えたのだから尊敬に値する。佐藤琢磨さんはよく知っているし、小林可夢偉さんは友人だ。歴代の他のドライバーの方に対してもただただ尊敬しているよ」と返した。

 角田は歴代の偉大な日本人ドライバー達が成し遂げられなかった“優勝”を手にし、日本のモータースポーツ人気を一変させることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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