現地時間2月16日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ2024-25シーズン後半第9節が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属する首位シル スーザ ヴィム・ペルージャはホームで、同代表の大塚達宣が今季加入した6位アリアンツ・ミラノをセットカウント3-1(25-22、23-25、25-22、25-19)で下し、通算18勝2敗として首位を堅守した。
【画像】しなやかに舞う! 日本男子バレーが誇る”エース”石川祐希の厳選メモリアルフォトを一挙公開! リーグ戦3連勝中のペルージャは、大腿二頭筋の負傷でおよそ1か月の離脱を余儀なくされていたアウトサイドヒッター(OH)のウクライナ代表オレフ・プロトニスキが、試合終了間近に短時間のみコートに立った前節を経て、この試合の先発メンバーとして本格復帰。ポーランド代表カミル・セメニウクが対角を務め、石川は7試合ぶりのベンチスタートとなった。
ミラノは、4日前にトルコで行なわれたハルクバンク・アンカラとのCEVチャンピオンズリーグ4回戦のプレーオフ初戦で1セット先取から逆転黒星。その試合にフル出場したOHのフランス代表ヤシヌ・ルアティと最終第4セットでベンチを温めた司令塔のパオロ・ポッロ(イタリア)がコンディション不良のため、OH大塚とセッターの二コラ・ゾンタ(イタリア)が先発を任された。
第1セット、ペルージャは相手に反則と誤打が出た前半に3連続ブレークなどで最大6点のリード。ミラノはそこから大塚が自身1得点目となったライト攻撃に続き、サーブでブレークの起点となり3点を詰めるが、プロトニスキに2連続得点を決められ再び後退する。ペルージャは4度にわたりセットポイントを阻止され2点差に迫られるも逃げ切ってセットを先取した。
第2セットは開始から大塚の2連続エースを含むサーブで0-4としたミラノがロケットスタート。しかし、すぐさまブロック2本で点差を詰めたペルージャは、ミドルブロッカー(MB)陣の連打や司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリが繰り出したエースと後衛からのツーアタックなどで形勢を覆す。接戦で突入した終盤、持ち前の粘り強さで再度リード奪い返したミラノが、大塚のクロス弾で試合を振り出しへ戻した。
第3セットも、序盤を優勢に進めたのはミラノ。4-9とされたペルージャはタイムアウトの後、3セット目にセットポイントを握られた場面で起用した石川をセメニウクと替えて投入するも、さらに7点差までビハインドが広がる。だが、後半に入り、ペルージャが武器のサーブを炸裂させる。まずはジャンネッリが5連続ブレークをエースで締めくくると、石川のバックアタックですぐさまサイドアウト。続いてプロトニスキがエース3本を叩き込み、大量ブレークで6点ビハインドからリード3点へ転じる。さらに石川が、打球を受けた相手リベロがしばらく立ち上がれないほど強烈なエースでセットポイントを奪取して、ペルージャが白星に王手をかけた。
諦めないミラノは、迎えた第4セットも序盤をリードする。中盤にプロトニスキのレフト攻撃とエースでペルージャが前に出るが、ミラノもこの試合で最多得点をマークしたOPのベルギー代表フェレ・レゲルスにボールを集め一歩も引かず。その戦況を変えたのは、またしてもペルージャのサーブだった。9mラインに立ったMBロベルト・ルッソが、相手のレセプションを崩してMBアグスティン・ロセルのブロックを引き出した後、続けざまにエース2本をお見舞い。終盤にはプロトニスキのサーブがミラノの誤打を誘発してさらにリードを広げる。最後は、石川と交代したセメニウクの決勝弾でラリーを制したペルージャが3連勝で首位を堅守。黒星に終わったミラノだが、順位の変動はなく6位をキープした。
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ミラノは、4日前にトルコで行なわれたハルクバンク・アンカラとのCEVチャンピオンズリーグ4回戦のプレーオフ初戦で1セット先取から逆転黒星。その試合にフル出場したOHのフランス代表ヤシヌ・ルアティと最終第4セットでベンチを温めた司令塔のパオロ・ポッロ(イタリア)がコンディション不良のため、OH大塚とセッターの二コラ・ゾンタ(イタリア)が先発を任された。
第1セット、ペルージャは相手に反則と誤打が出た前半に3連続ブレークなどで最大6点のリード。ミラノはそこから大塚が自身1得点目となったライト攻撃に続き、サーブでブレークの起点となり3点を詰めるが、プロトニスキに2連続得点を決められ再び後退する。ペルージャは4度にわたりセットポイントを阻止され2点差に迫られるも逃げ切ってセットを先取した。
第2セットは開始から大塚の2連続エースを含むサーブで0-4としたミラノがロケットスタート。しかし、すぐさまブロック2本で点差を詰めたペルージャは、ミドルブロッカー(MB)陣の連打や司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリが繰り出したエースと後衛からのツーアタックなどで形勢を覆す。接戦で突入した終盤、持ち前の粘り強さで再度リード奪い返したミラノが、大塚のクロス弾で試合を振り出しへ戻した。
第3セットも、序盤を優勢に進めたのはミラノ。4-9とされたペルージャはタイムアウトの後、3セット目にセットポイントを握られた場面で起用した石川をセメニウクと替えて投入するも、さらに7点差までビハインドが広がる。だが、後半に入り、ペルージャが武器のサーブを炸裂させる。まずはジャンネッリが5連続ブレークをエースで締めくくると、石川のバックアタックですぐさまサイドアウト。続いてプロトニスキがエース3本を叩き込み、大量ブレークで6点ビハインドからリード3点へ転じる。さらに石川が、打球を受けた相手リベロがしばらく立ち上がれないほど強烈なエースでセットポイントを奪取して、ペルージャが白星に王手をかけた。
諦めないミラノは、迎えた第4セットも序盤をリードする。中盤にプロトニスキのレフト攻撃とエースでペルージャが前に出るが、ミラノもこの試合で最多得点をマークしたOPのベルギー代表フェレ・レゲルスにボールを集め一歩も引かず。その戦況を変えたのは、またしてもペルージャのサーブだった。9mラインに立ったMBロベルト・ルッソが、相手のレセプションを崩してMBアグスティン・ロセルのブロックを引き出した後、続けざまにエース2本をお見舞い。終盤にはプロトニスキのサーブがミラノの誤打を誘発してさらにリードを広げる。最後は、石川と交代したセメニウクの決勝弾でラリーを制したペルージャが3連勝で首位を堅守。黒星に終わったミラノだが、順位の変動はなく6位をキープした。