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フォーエバーヤングが海外G1初制覇→約15億円の賞金ゲット! 香港最強馬との激熱マッチレースに海外メディア興奮「リアルスティール産駒がリヤドを制す!」

THE DIGEST編集部

2025.02.23

フォーエバーヤングがサウジCを制覇した。(C)Getty Images

フォーエバーヤングがサウジCを制覇した。(C)Getty Images

 現地2月22日、世界最高賞金レースである「サウジカップ(G1・ダート1800メートル)」がサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行なわれ、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作芳人)が快勝し、1着賞金1000万米ドル(約15億7000万円)を獲得した。
【動画】フォーエバーヤングが海外G1初制覇!約15億円の賞金をゲットした実際のレース映像

 ついに海外初のG1制覇をビッグレースで飾った。大外枠からスタートしたフォーエバーヤングは2、3番手を追走。勝負どころで外に進出した香港最強馬ロマンチックウォリアーが直線で一度は先頭に立ち、このまま独走Vかと思われたが、フォーエバーヤングが意地の盛り返しで猛追。じわじわと距離をつめ、最後の最後で首ほど前に出て熾烈なマッチレースを制した。

 手に汗握る攻防を最後に差し切った鞍上の坂井瑠星騎手は右手で力強くガッツポーズ。歴史的な叩き合いに競馬場内は総立ちで拍手を送った。
 
 人馬とも待望の海外G1初制覇には海外メディアも早速反応。競馬専門メディア『FanDuel Racing』は冒頭、「フォーエバーヤング!!!」とシンプルに書き出して「ロマンチックウォリアーを先行させ、後半に追い詰めた。リアルスティール産駒がリヤドを制したのだ!」と興奮気味に綴った。

 日本馬の勝利は2023年のパンサラッサ以来、2度目。管理する矢作調教師はレース史上初となる2勝目を挙げた。また、馬主は「ウマ娘」で周知されているサイバーエージェント社長の藤田晋氏で同氏にとっては悲願の海外G1初制覇。まさにメモリアルな一勝となった。

構成●THE DIGEST編集部

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