現地2月23日、プロボクシングの元世界2階級制覇王者ルイス・ネリが母国・メキシコでWBO世界フェザー級15位の亀田京之介と対戦し、7回TKOで勝利を収めた。昨年5月に世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に敗れて以来の再起戦を白星で飾ったが、試合途中の頭突き(バッティング)が物議を醸している。
【動画】ネリと亀田京之介、因縁対決の決着は壮絶な結果に…
試合開始のゴングから「ネーリ!ネーリ!」の大コールが響いた。地元の大声援に後押しされたネリは序盤からラッシュをかける。2分過ぎに亀田のカウンターが当たりネリが膝をついたが、レフェリーはスリップと判定。亀田はダウンを主張したが、試合はそのまま続行され、会場は一時騒然となった。
徐々にギアを上げたネリは3回、一気に距離を詰めて再び押し込むが、亀田も負けじとカウンターの右フックを顎に当て、ネリの動きが鈍る場面もあった。
試合の流れが変わったのは5回、亀田がネリの頭によるバッティングで右目の上を深くカットした。さらに6回もネリのバッティングにより、亀田は左目上を切ってしまう。
疲労と両目バッティングによる出血の影響で動きが落ちた亀田に対し、ネリは7回に猛ラッシュを仕掛け、ついにダウンを奪う。一度は立ち上がった亀田だが、その後も悪童の連打を浴び、強烈なボディを食らうと日本人ボクサーは2度目のダウン。ここでレフェリーが試合を止め、ネリの勝利を告げるゴングが鳴った。
惜しくもジャイアントキリングとはならなかった挑戦者の亀田。しかし、海外ファンはネリの2度のバッティング行為を疑問視し、「卑劣な行為」「ネリらしい非常にダーティーなやり方だ」「審判のミスジャッジ」と非難の声が上がっている。だが一方で、「どう見ても偶然だろ」「ボクシングではよくあること」「完全アウェーのカメダには不利なことだと思うが...」とネリを擁護する声も少なからずある。
ネリの再起戦を生中継したメキシコのボクシング専門チャンネル『Box Azteca7』は7ラウンドの攻防を公式SNSに投稿し、「これで終わりだ! カメダは"パンテラ"(ネリの愛称)の絶え間ない攻撃を受け、7ラウンドで倒れてしまった。メキシコの勝利だ!」と母国のヒーローの復活勝利を称えている。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】井上尚弥に敗北した元世界王者ネリ、"因縁"の亀田京之介を7回TKO撃破! フェイスオフでの乱闘騒動にケリ
【記事】井上尚弥に敗北したネリが母国で乱闘騒ぎ! 日本人ボクサーに殴りかかる"暴挙"に米専門誌は呆れ「パンチを繰り出した」
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試合の流れが変わったのは5回、亀田がネリの頭によるバッティングで右目の上を深くカットした。さらに6回もネリのバッティングにより、亀田は左目上を切ってしまう。
疲労と両目バッティングによる出血の影響で動きが落ちた亀田に対し、ネリは7回に猛ラッシュを仕掛け、ついにダウンを奪う。一度は立ち上がった亀田だが、その後も悪童の連打を浴び、強烈なボディを食らうと日本人ボクサーは2度目のダウン。ここでレフェリーが試合を止め、ネリの勝利を告げるゴングが鳴った。
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