2月24日、東京・有明アリーナでプロボクシング興行「Prime Video Boxing11」が行なわれ、WBOアジア・パシフィックバンタム級王者の那須川天心が前WBO世界同級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)と対戦し、那須川が判定勝利を収めた。ボクシング転向6戦目で初めて実現した世界王者経験者を退け、破竹のデビュー6連勝。いよいよ年内の世界戦進出に一歩近づいた。
【動画】那須川天心が元世界王者と激突。世界進出をかけた試合は壮絶な結果に…
プロ6戦目で、最大の敵を迎えた。序盤から那須川が足を使いながら積極的にパンチを放つ。右のジャブから鋭い左ストレート、左ボディを放つが、残り30秒過ぎにモロニーの強烈な右をもらうと足元が少しぐらつき危ない場面があったが、なんとか振り切った。
2、3回はモロニーが圧力をかけながら那須川にプレッシャーをかけるが左右のジャブ、内から外、外から内へと攻撃のバリエーションを増やしながらモロニーの攻撃をかわす。ときには那須川がボディに重いパンチを打ち、元世界王者にダメージを与える。
6回にはモロニーの強烈な右をもらい、再び那須川の足元がふらついたがなんとか耐えしのぐ。7、8回はお互いクリンチが増え、モロニーは攻略の糸口が掴めずイライラが募るが、那須川は冷静にかわしながらボディや顔面に着実にあてる。
勝負の最終ラウンドはモロニーが覚悟を決めて前に出るが、那須川は足を使ってモロニーのパンチを寸前でかわす。攻撃では右フック、ボディブローで動きが止まったモロニーに那須川は手数を打ち、一気に元世界王者を倒しにいく。終盤はお互いパンチの応酬となる激しい展開になったが、惜しくも終了を告げるゴングが鳴った。
結果、着実にポイントを挙げた那須川が3-0の判定で勝利。元世界王者相手に堂々のパフォーマンスをみせつけた神童が、いよいよ世界挑戦を視野に捉えた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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2、3回はモロニーが圧力をかけながら那須川にプレッシャーをかけるが左右のジャブ、内から外、外から内へと攻撃のバリエーションを増やしながらモロニーの攻撃をかわす。ときには那須川がボディに重いパンチを打ち、元世界王者にダメージを与える。
6回にはモロニーの強烈な右をもらい、再び那須川の足元がふらついたがなんとか耐えしのぐ。7、8回はお互いクリンチが増え、モロニーは攻略の糸口が掴めずイライラが募るが、那須川は冷静にかわしながらボディや顔面に着実にあてる。
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結果、着実にポイントを挙げた那須川が3-0の判定で勝利。元世界王者相手に堂々のパフォーマンスをみせつけた神童が、いよいよ世界挑戦を視野に捉えた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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