現地時間2月23日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ2024-25シーズン後半第10節が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属する首位シル スーザ ヴィム・ペルージャは、ホームで12位ミント ヴェロバレー・モンツァをセットカウント3-1(28-26、23-25、25-17、25-16)で下して、トップの座を死守した。なお今節では、石川のほかミラノ所属の大塚達宣、チステルナ所属の垂水優芽と、同リーグ在籍の日本人3選手が揃ってプレーオフ進出を決めている。
【画像】日本代表に欠かせない存在!キャプテン石川祐希の躍動を厳選ショットで!
首位ペルージャは、前節を終えて勝点で並ぶ2位トレンティーノと得失セット「1」差。前日に前倒しで行なわれた今節で1セットを落とした後続に1位の座を譲らないためには、3-0もしくは3-1での勝利が必須だった。その一戦へアウトサイドヒッター(OH)に石川を先発起用。対角に直近の試合で完全復帰を果たしたウクライナ代表オレフ・プロトニスキを据え、ミドルブロッカー(MB)の1枚は椎間板ヘルニアにより欠場のイタリア代表ロベルト・ルッソに代わり、元アルゼンチン代表のセバスティアン・ソレが務めた。
モンツァは、日本代表OH高橋藍(サントリーサンバーズ)、イタリア代表MBマルコ・ガラッシと年末にカナダ代表引退を発表したOHステファン・マー(両選手ともにピアチェンツァへ移籍)らを擁した昨季にクラブ最高成績のリーグ準優勝を果たすも、主力メンバーを大きく入れ替えた今季は負けが込み最下位に甘んじている。国内で低迷する一方、CEVチャンピオンズリーグでは、4回戦グループステージをB組首位で突破して準々決勝でペルージャとの対戦が決定。3月前半に予定される欧州大会でのホーム&アウェー2試合を控え、相手をけん制する上で両者にとって大事な試合でもあった。
ペルージャは第1セットに5点ビハインドで後半を迎えたところで、プロツニスキのエースの後、絶妙な2段トスでベンタラのブロックアウトを演出した石川が、自らも利き手と逆の左手を駆使したプッシュなどで2得点を挙げて5連続ブレーク。接戦へ持ち込み、ソレのブロック2本で奪ったリードを守ってセットポイントを握る。石川のアタックが続けざまに誤打となるなど足踏みが見られたが、最後に逃げ切り試合を先行した。
第2セット、5点リードで20点台に乗せたペルージャだったが、終盤に被ブロック3本などで追い上げを許した後、最終局面で逆転を許してこのセットを献上。だが、3セット目は中盤にベンタラのエース3本、ジャンネッリとソレのブロックに石川のノールック弾が決まり、5連続ブレークで勢いに乗る。終盤にリードを7点へ広げ、石川のブロックで引き寄せたセットポイントをものにして白星に王手をかけた。
第4セットは、エース2本を含むサーブで好発進の口火を切った石川が、以降もフェイクセットやエースをもう1本、さらに終盤には、レフト攻撃とブロックの連続得点でマッチポイントを呼び込む圧巻のパフォーマンスを披露した。そのまま危なげなくセットを連取して首位を死守したペルージャは、炸裂したエースがモンツァの6本に対して2倍を超える14本。ブロックでも相手の8本を大きく上回る13本をマークするなど、トレードマークの武器を遺憾なく発揮しての勝利だった。
石川は、試合最多タイの20得点(アタック14、エース4、ブロック2)を記録したほか、2段トスで数多くの得点を演出するなど多才さを印象付ける活躍で、レギュラーシーズン5回目のMVPを獲得。スーペルコッパとCLを合わせて今季通算7回目の同賞受賞を果たした。
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首位ペルージャは、前節を終えて勝点で並ぶ2位トレンティーノと得失セット「1」差。前日に前倒しで行なわれた今節で1セットを落とした後続に1位の座を譲らないためには、3-0もしくは3-1での勝利が必須だった。その一戦へアウトサイドヒッター(OH)に石川を先発起用。対角に直近の試合で完全復帰を果たしたウクライナ代表オレフ・プロトニスキを据え、ミドルブロッカー(MB)の1枚は椎間板ヘルニアにより欠場のイタリア代表ロベルト・ルッソに代わり、元アルゼンチン代表のセバスティアン・ソレが務めた。
モンツァは、日本代表OH高橋藍(サントリーサンバーズ)、イタリア代表MBマルコ・ガラッシと年末にカナダ代表引退を発表したOHステファン・マー(両選手ともにピアチェンツァへ移籍)らを擁した昨季にクラブ最高成績のリーグ準優勝を果たすも、主力メンバーを大きく入れ替えた今季は負けが込み最下位に甘んじている。国内で低迷する一方、CEVチャンピオンズリーグでは、4回戦グループステージをB組首位で突破して準々決勝でペルージャとの対戦が決定。3月前半に予定される欧州大会でのホーム&アウェー2試合を控え、相手をけん制する上で両者にとって大事な試合でもあった。
ペルージャは第1セットに5点ビハインドで後半を迎えたところで、プロツニスキのエースの後、絶妙な2段トスでベンタラのブロックアウトを演出した石川が、自らも利き手と逆の左手を駆使したプッシュなどで2得点を挙げて5連続ブレーク。接戦へ持ち込み、ソレのブロック2本で奪ったリードを守ってセットポイントを握る。石川のアタックが続けざまに誤打となるなど足踏みが見られたが、最後に逃げ切り試合を先行した。
第2セット、5点リードで20点台に乗せたペルージャだったが、終盤に被ブロック3本などで追い上げを許した後、最終局面で逆転を許してこのセットを献上。だが、3セット目は中盤にベンタラのエース3本、ジャンネッリとソレのブロックに石川のノールック弾が決まり、5連続ブレークで勢いに乗る。終盤にリードを7点へ広げ、石川のブロックで引き寄せたセットポイントをものにして白星に王手をかけた。
第4セットは、エース2本を含むサーブで好発進の口火を切った石川が、以降もフェイクセットやエースをもう1本、さらに終盤には、レフト攻撃とブロックの連続得点でマッチポイントを呼び込む圧巻のパフォーマンスを披露した。そのまま危なげなくセットを連取して首位を死守したペルージャは、炸裂したエースがモンツァの6本に対して2倍を超える14本。ブロックでも相手の8本を大きく上回る13本をマークするなど、トレードマークの武器を遺憾なく発揮しての勝利だった。
石川は、試合最多タイの20得点(アタック14、エース4、ブロック2)を記録したほか、2段トスで数多くの得点を演出するなど多才さを印象付ける活躍で、レギュラーシーズン5回目のMVPを獲得。スーペルコッパとCLを合わせて今季通算7回目の同賞受賞を果たした。
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