F1レッドブルのリアム・ローソンは今季ここまで、開幕戦オーストラリアGPで18番手グリッド(ピットレーンスタートを選択)からDNF、第2戦中国GPはスプリント予選20番手から14位フィニッシュ、レース予選でも20番手グリッドと散々な成績を残している。
昨オフに角田裕毅(レーシングブルズ)との昇格争いに勝利し、念願のトップチームデビューを飾ったローソンだったが、これらの苦戦からすでにシート喪失の危機に瀕している、との見方も示されている。
【動画】角田裕毅が激走! スプリント6位入賞&予選Q3進出 英専門メディア『The Race』は現地3月22日、ローソンがレッドブルに昇格したのは、昨季のドライバーであるセルジオ・ペレスが成績不振に陥ったからだと説明。「しかし事態はさらに悪化し、ローソンの序盤の調子は、レッドブルのドライバーとしては史上最悪の予選結果となった。レッドブルの首脳陣の予想をはるかに下回るパフォーマンスであり、ローソンがチームに必要とするものを提供できるかどうかを首脳陣は疑問視しているだろう」と現状を評価した。
また、同メディアはローソンにとって、オーストラリアGPと中国GPはF1で初めてのサーキットであり、これらの週末の結果でシートを失うようなことはないと主張。一方で第3戦日本GPの舞台である鈴鹿サーキットは、F1やスーパーフォーミュラでの走行経験があるため、「初めてのサーキットであるという言い訳は通用しない」と綴っている。
またローソン自身もレッドブルで結果を残すために残されている時間は長くないことを理解しており、「(レッドブルのマシンは)運転するのが難しい。時間が経てば、乗りこなせるようになるはずだが、私にはそんな時間はないんだ。だから乗り越えなければならない」と話しているという。
そしてローソンがシートを失う場合の代替候補として同メディアは、「最も論理的な選択肢は、シーズン序盤に印象的なスタートを切った角田だろう」と日本人ドライバーの名前を挙げた。オーストラリアGPでは5番手グリッド獲得、中国GPでもスプリントで6位入賞、レース予選でも9番手グリッドを獲得と波に乗っている角田は、レッドブルに乗りたいかと問われた際に「もちろんだ。(日本GPで乗りたい?)100%乗りたい。(レッドブルの方が)より速いマシンだからね」と返答。準備万端である様子を見せている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン
昨オフに角田裕毅(レーシングブルズ)との昇格争いに勝利し、念願のトップチームデビューを飾ったローソンだったが、これらの苦戦からすでにシート喪失の危機に瀕している、との見方も示されている。
【動画】角田裕毅が激走! スプリント6位入賞&予選Q3進出 英専門メディア『The Race』は現地3月22日、ローソンがレッドブルに昇格したのは、昨季のドライバーであるセルジオ・ペレスが成績不振に陥ったからだと説明。「しかし事態はさらに悪化し、ローソンの序盤の調子は、レッドブルのドライバーとしては史上最悪の予選結果となった。レッドブルの首脳陣の予想をはるかに下回るパフォーマンスであり、ローソンがチームに必要とするものを提供できるかどうかを首脳陣は疑問視しているだろう」と現状を評価した。
また、同メディアはローソンにとって、オーストラリアGPと中国GPはF1で初めてのサーキットであり、これらの週末の結果でシートを失うようなことはないと主張。一方で第3戦日本GPの舞台である鈴鹿サーキットは、F1やスーパーフォーミュラでの走行経験があるため、「初めてのサーキットであるという言い訳は通用しない」と綴っている。
またローソン自身もレッドブルで結果を残すために残されている時間は長くないことを理解しており、「(レッドブルのマシンは)運転するのが難しい。時間が経てば、乗りこなせるようになるはずだが、私にはそんな時間はないんだ。だから乗り越えなければならない」と話しているという。
そしてローソンがシートを失う場合の代替候補として同メディアは、「最も論理的な選択肢は、シーズン序盤に印象的なスタートを切った角田だろう」と日本人ドライバーの名前を挙げた。オーストラリアGPでは5番手グリッド獲得、中国GPでもスプリントで6位入賞、レース予選でも9番手グリッドを獲得と波に乗っている角田は、レッドブルに乗りたいかと問われた際に「もちろんだ。(日本GPで乗りたい?)100%乗りたい。(レッドブルの方が)より速いマシンだからね」と返答。準備万端である様子を見せている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン