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モータースポーツ

【F1】角田裕毅、レッドブルで「自分に合うセットアップを導き出せた」とシミュレーターに手応え。“曲がるマシン”にも自信「昔の経験があったので」

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.04.03

自身のドライビングスタイルとレッドブルのマシンの特性について自論を語った角田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

自身のドライビングスタイルとレッドブルのマシンの特性について自論を語った角田。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 F1レッドブルに電撃昇格を果たした角田裕毅は4月2日、都内で記者会見に臨み、レッドブルのマシンと自身のドライビングスタイルの特徴の共通点や相違点、さらにシミュレーターでのセットアップについて私見を語った。

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 中国GPの後、レッドブルの今季のマシン「RB21」のシミュレーターに2日間乗ったという角田。先日行なわれたホンダのイベント「グランドフィナーレ~ウエルカムプラザフォーラム~」でその経験を振り返った際には「そこまでチャレンジングなクルマっていうのは感じなかった。“前が曲がりやすいクルマ”というイメージはあったんですけど、トリッキーかといわれるとそこまで変な、複雑な気持ちはなかった」「普通な感じで走れたんで、そういった意味では(自分のスタイルに)合ってるのかなと感じました」と話していた。

 今回の記者会見ではさらに詳細の部分を語ってくれた。「(レーシングブルズと)セットアップの方向性が全然違うっていうのは感じました。レーシングブルズのクルマと挙動が少し違いますし、僕が今まで考えて使っていたセットアップを少し変えなくちゃいけないような部分もあった」と古巣との違いに言及。レーシングブルズは“アンダーステア傾向”だったのに対してレッドブルは“オーバーステア傾向”であり、そのアジャストについては以下のように説明した。

「結構昔からレッドブルのクルマは曲がるクルマ(オーバーステア傾向)が多いと言いますけど、(自分も)めちゃめちゃ曲がるクルマが好きで、そっちに合わせた部分があった。それでレーシングブルズになった時、伝統的な少し前が曲がりにくいクルマ(アンダーステア傾向)に合わせるのに苦労した部分があったんですけど、今は慣れて、そっちが僕のなかで主流になっていた。レッドブルになった時に曲がるクルマにどう合わせられるかが結構重要だと思うが、昔の経験があったのでそこまで大きく心配はしていない」

 そして、自身のドライビングの好みについては「僕はどっちかというと速いマシンを作りたい」と答えた角田。どのようなクルマが作りたいという基本的な考えは持ちつつ、コースごとの特性に合わせたセットアップを導き出すことが一番重要だと主張する。

「それ(コースと相性の良いマシン特性)がめちゃめちゃ曲がるクルマだったらそれに合わせるし、それがちょっと曲がりにくいけどレースのために、タイヤを持たせるために(アンダーステア傾向にするとしても)挙動に合わせるだけなので。結局1周をどれだけ速く走れるかの競技なんで、それを究極に導き出していきたい」

 角田にとって、実車走行としてはぶっつけ本番となる日本GPだが本人に迷いはない。「2日間(のシミュレーター)でたくさんのセットアップを試せて自分に合うだろうなっていうセットアップを導き出せたので、あとは実際乗って試すだけです」と母国でのトップチームデビューレースを前に力強く前を向いた。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

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