モータースポーツ

【F1】角田裕毅、FP2は「RB21」を学ぶ機会が“半分以下”に...アタックなし18番手。大クラッシュや芝生炎上など計4度の赤旗で約37分の中断

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.04.04

FP2を18番手タイムで終えた角田。(C) Getty Images

 4月4日に行なわれたF1日本GP(鈴鹿サーキット)のフリー走行2回目、レッドブルの角田裕毅は1分30秒625で18番手タイムを記録。ソフトタイヤでのアタックはなかった。

【動画】角田裕毅が念願のレッドブルデビュー!「RB21」で鈴鹿を駆け抜ける!一時セクター3で全体ベスト
 同日のフリー走行1回目でレッドブルのマシン「RB21」を初めて走らせた角田。ベストタイムは全体6番手で、5番手だったチームメイトのマックス・フェルスタッペンとはわずか0.107秒差とポジティブなスタートだった。

 マシンに慣れる意味で、「RB21」で走行経験を重ねることが角田にとって重要だった。しかし、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)の大クラッシュやフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のコースアウト、さらには2度の芝生の火事など計4度の赤旗で37分間もセッションが中断する異常事態で、そのマシン性能を学ぶ時間を"半分以上"も削られ...。結果的に、厳しい1時間となってしまった。

 トップタイムはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が記録した1分28秒114。他には角田の古巣レーシングブルズのアイザック・ハジャーが3番手タイムとなる1分28秒518、リアム・ローソンが5番手タイムの1分28秒559の好成績を残した。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

【動画】角田裕毅が念願のレッドブルデビュー!「RB21」で鈴鹿を駆け抜ける!一時セクター3で全体ベスト
NEXT
PAGE
【動画】角田裕毅が念願のレッドブルデビュー!「RB21」で鈴鹿を駆け抜ける!一時セクター3で全体ベスト