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フェルスタッペンが4年連続のポールトゥウィン!角田はレッドブル初陣を12位で終える【F1日本GP・決勝】

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.04.06

4年連続のポールトゥウィンを飾ったフェルスタッペン。(C) Getty Images

 F1日本GP(鈴鹿サーキット)の決勝が4月6日に行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が4年連続となるポールトゥウィンを飾った。今回のグランプリでレッドブルからデビューした角田裕毅は14番手でスタートし12位フィニッシュした。

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 F1開催が鈴鹿サーキットに戻った2009年以降最多となる11万5000人の観客が訪れたレース決勝。降雨によるウェットコンディションでのレースが予想されていたものの、当日は午前中に雨が止み、路面が乾いたことで各車スリック(晴れ用)タイヤを選択。一部ソフトタイヤとハードタイヤを履くドライバーはいたものの、ほとんどのドライバーがミディアムタイヤでスターティンググリッドについた。

 1周目にレッドフラッグが振られた昨季とは異なり、クリーンなスタートとなった今回の日本GP。角田は序盤、スプーンカーブでミスのあったリアム・ローソン(レーシングブルズ)を冷静にかわし、13番手に浮上した。

 トップ勢ではジョージ・ラッセル(メルセデス)が19周目にピットイン。その後続々とタイヤ交換に入ると、21周目には1位フェルスタッペンと2位のランド・ノリス(マクラーレン)が同時にタイヤ交換。ノリスがピットレーン出口の芝生にマシンを乗せてフェルスタッペンの後ろから並びかける一幕もあった。

 角田はローソンを順調に引き離し、前方のピエール・ガスリー(アルピーヌ)に近づくもなかなか追いつけず。しかしガスリーのピットストップが長引いたことで追い抜くことに成功した。

 各車タイヤ交換を終えるとレースは膠着状態に。マシンの戦闘力でレッドブルを上回っていると見られていたマクラーレン勢だったが、好調のフェルスタッペンに及ばず。トップ6はスタート時と全く同じ順位でフィニッシュした。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

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