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角田裕毅は「もっと上手くやれる」と語るガスリー。バーレーンGP以降に“躍進”を遂げると確信「数週間で間違いなく調子を上げてくる」【F1】

THE DIGEST編集部

2025.04.12

レッドブルでの活躍が求められている角田。(C)Getty Images

レッドブルでの活躍が求められている角田。(C)Getty Images

 F1アルピーヌのピエール・ガスリーは、元チームメイトの角田裕毅(レッドブル)が第4戦バーレーンGP以降、調子を上げると予想している。

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 前戦日本GPの1週間前にレーシングブルズからレッドブルへの昇格が決まった角田は、ほぼぶっつけ本番、しかもフリー走行の時間が赤旗中断の影響で大幅に削られるという厳しい状況のなか、予選Q1でチームメイトのマックス・フェルスタッペンにわずか0.024秒差の7番手タイムを記録。予選Q2でのミスが響きレースでは入賞こそ果たせなかったものの、実車初走行の週末のパフォーマンスとしては一定の評価を得ている。

 専門メディア『GPblog』によると、角田と同じくジュニアチームのトロ・ロッソ(現レーシングブルズ)から2019年にレッドブルに昇格を果たした過去を持つガスリーは角田のトップチーム初レースを振り返り、「もっと上手くやれると思う」とコメント。「(角田は)速いドライバーで実力があることも分かっている。初めてのレースだったし、これから時間はたっぷりあるだろう。厳しい戦いだったのは、セットアップの判断が不利に働いたんだと思う」と語った。

 また、ガスリーはレース序盤で後方から迫る角田を上手く凌ぐ場面が続いており、その駆け引きについて、以下のように分析した。

「最初のスティントは(角田が)後ろについていたけど、ストレートで僕の方が速かったわけではなかったのに、あまり追いついてこなかった。だからセットアップ面が本当に彼の助けになったかどうかは疑問だ。でも、(もしセットアップが問題だとすれば)今後数週間で間違いなく調子を上げてくると思う」

 フェルスタッペン中心のチームへの適応に苦労した経験を持ち、元同僚として角田の実力と成長を一番近くで見てきたガスリーの発言だけに、ここから角田が調子を上げる可能性は思っている以上に高いのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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