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「Q3に進むのは難しいだろうね」 角田がVERと“コンマ7秒差”の昇格2戦目初日振り返る 「コミュニケーションが...」【F1・バーレーンGP】

THE DIGEST編集部

2025.04.12

バーレーンGP初日を振り返った角田。(C)Getty Images

バーレーンGP初日を振り返った角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地4月11日、第4戦バーレーンGPフリー走行1、2回目に臨み、それぞれ9番手、18番手のベストタイムで終えた。角田はトップチーム2戦目初日の両セッションでの苦戦と今後の見通しについて語った。

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「今日は少し学ぶことが多かった」と1日を振り返った角田。チームメイトのマックス・フェルスタッペンのマシンとは異なるセットアップを試したものの、フリー走行2回目ではそれをまとめ上げきれなかったという。

 またレッドブルデビューとなった日本GPでは、「1戦目にしては悪くなかった」と語っていたレースエンジニアとのコミュニケーションについても、特に言語の部分で苦労した点があったという。

「今はあくまで学んでいる途中で、お互いをきちんと理解していく段階。苦労しているが、同時にコミュニケーションがより円滑になれば、ウォームアップやスイッチ操作などがずっとスムーズになり、ラップタイムも向上して、多くの成果が得られるだろう。(担当エンジニアの)ウッディ(リチャード・ウッド)と今夜は一緒に出かけて、僕のジャパニーズ英語と彼のスコットランド英語を、お互いに知る必要があるかもしれないね!」

 マシンにはある程度のポテンシャルを感じているという角田だが、それを引き出すまでには至っていないと考えている。

「もっと良くなることを願っているし、そうならないといけない。きっと、多くの変化を加えることになると思う。まだ楽観的だけど、今のままでは(予選)Q3に進むのは難しいだろうね」

 フリー走行2回目から出走したフェルスタッペンも、マクラーレン勢からコンマ7、8秒ほど遅れているものの、角田はそこからさらに0.694秒差と数字だけ見ればパフォーマンス不足が顕著だ。

 ポイント獲得を目指す角田にとっては、フリー走行3回目で“戦える”セットアップを見つけて、予選で入賞圏内のグリッドを獲得できるかが、今週末のカギとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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