F1ウイリアムズのカルロス・サインツは現地4月13日に行なわれた第4戦バーレーンGP決勝をリタイヤで終えた。レース後にサインツは、自身のマシンにダメージを負う原因となった角田裕毅(レッドブル)との接触についてコメントした。
【動画】角田裕毅が9位に浮上!サインツをオーバーテイク 8番グリッドからレースをスタートさせたサインツ。30周目のターン1で6位角田のインからオーバーテイクを仕掛け、クロスラインでポジションを奪い返そうとスライドしながら走行していた角田と接触しながらも追い抜きに成功した。
しかし接触の際にサイドポッドの破損によりダウンフォースを大幅に失ったサインツ。セーフティカー明け最初のラップではターン10でタイヤをロックアップさせ、キミ・アントネッリ(メルセデス)をコース外に追い出したため、10秒のタイムペナルティが課された。
サインツはペナルティ消化のためにピットインし、すでに入賞が絶望的だったこともありその翌周にリタイヤを選択。結果的にDNFにつながってしまった角田とのアクシデントについて、当初角田に非があるとの考えを無線で示していたサインツ。しかしこの一件に関してはレーシングアクシデント(両者お咎めなし)の裁定が下っており、専門メディア『THE RACE』によると、サインツ自身もレース後には以下のように語っている。
「彼(角田)とのバトルでクルマを壊し、僕のレースは台無しになったんだ。ただオンボードを確認すると、それはレーシングアクシデントのひとつにすぎないように思える。彼(角田)のコントロールが少し失われていた状況だった。もし僕がユウキの立場だったら、ペナルティを望まない理由は理解できる」
一方の角田は接触の感覚すらなかったといい、「接触した瞬間を確認しなければいけないけど、彼(サインツ)はターン1で僕に向かってきたのだろうか?その瞬間では、ホイールスピンしていたので、避けようがなかった。僕の見解では、レースインシデント(お咎めなし)だ」と主張した。
今季ウイリアムズ移籍後、わずか1ポイントしか獲得できていないサインツ。チームメイトのアレックス・アルボンがすでに18ポイントを稼いでいる状況でいち早く結果を出す必要があるだけに残念な週末となってしまった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が昇格後初のQ3進出で入賞圏内10番グリッドからのスタートを決める!
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しかし接触の際にサイドポッドの破損によりダウンフォースを大幅に失ったサインツ。セーフティカー明け最初のラップではターン10でタイヤをロックアップさせ、キミ・アントネッリ(メルセデス)をコース外に追い出したため、10秒のタイムペナルティが課された。
サインツはペナルティ消化のためにピットインし、すでに入賞が絶望的だったこともありその翌周にリタイヤを選択。結果的にDNFにつながってしまった角田とのアクシデントについて、当初角田に非があるとの考えを無線で示していたサインツ。しかしこの一件に関してはレーシングアクシデント(両者お咎めなし)の裁定が下っており、専門メディア『THE RACE』によると、サインツ自身もレース後には以下のように語っている。
「彼(角田)とのバトルでクルマを壊し、僕のレースは台無しになったんだ。ただオンボードを確認すると、それはレーシングアクシデントのひとつにすぎないように思える。彼(角田)のコントロールが少し失われていた状況だった。もし僕がユウキの立場だったら、ペナルティを望まない理由は理解できる」
一方の角田は接触の感覚すらなかったといい、「接触した瞬間を確認しなければいけないけど、彼(サインツ)はターン1で僕に向かってきたのだろうか?その瞬間では、ホイールスピンしていたので、避けようがなかった。僕の見解では、レースインシデント(お咎めなし)だ」と主張した。
今季ウイリアムズ移籍後、わずか1ポイントしか獲得できていないサインツ。チームメイトのアレックス・アルボンがすでに18ポイントを稼いでいる状況でいち早く結果を出す必要があるだけに残念な週末となってしまった。
構成●THE DIGEST編集部
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