F1レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、現地4月13日に行なわれた第4戦バーレーンGPでのマシンの不調を受け、レース後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)離脱に対する危機感を露わにした。
【動画】角田裕毅が9位に浮上!サインツをオーバーテイク 前戦日本GPでポールトゥウィンを飾ったフェルスタッペンだったが、今回の週末ではブレーキのトラブルに悩まされ、フリー走行から予選までトップ6に入ることができず。レースでもピットでのトラブルに2度見舞われたほか、タイヤの過熱やマシンバランスの問題などで中団チームであるアルピーヌのピエール・ガスリーを最終周までオーバーテイクできずにいるなど苦しいものとなった。
マルコ博士はフェルスタッペンが今季最低の6位フィニッシュとなったため、絶対王者の今後のチーム残留について、スポーツ専門局『Sky Sport』ドイツ版で危機感を募らせた。
「前進しなければならないのは明らかだ。今のようなパフォーマンスでは、残念ながらチャンピオンシップにおいて何も得られないだろう。フェルスタッペン離脱の懸念はとても大きい。近い将来、彼(フェルスタッペン)が勝てるマシンを手に入れるために改良が必要だ。ブラジルや日本のように、(勝利が)偶然の出来事であってはならない。あの時はコースが味方して彼(フェルスタッペン)が魔法のようなラップを刻んだだけだ。安定した基盤が必要だ」
レッドブルはフェルスタッペンと2028年まで契約を結んでいる一方、ドライバーズランキングの順位に応じた契約解除に関するパフォーマンス例外条項が存在するとの一部報道もされている。今後チームが速やかにマシンの問題を解決できるアップデートを導入できるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が昇格後初のQ3進出で入賞圏内10番グリッドからのスタートを決める!
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マルコ博士はフェルスタッペンが今季最低の6位フィニッシュとなったため、絶対王者の今後のチーム残留について、スポーツ専門局『Sky Sport』ドイツ版で危機感を募らせた。
「前進しなければならないのは明らかだ。今のようなパフォーマンスでは、残念ながらチャンピオンシップにおいて何も得られないだろう。フェルスタッペン離脱の懸念はとても大きい。近い将来、彼(フェルスタッペン)が勝てるマシンを手に入れるために改良が必要だ。ブラジルや日本のように、(勝利が)偶然の出来事であってはならない。あの時はコースが味方して彼(フェルスタッペン)が魔法のようなラップを刻んだだけだ。安定した基盤が必要だ」
レッドブルはフェルスタッペンと2028年まで契約を結んでいる一方、ドライバーズランキングの順位に応じた契約解除に関するパフォーマンス例外条項が存在するとの一部報道もされている。今後チームが速やかにマシンの問題を解決できるアップデートを導入できるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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