F1第4戦のバーレーン・グランプリ、レッドブルの角田裕毅は10番グリッドからスタートした決勝で9位入賞を飾り、新天地では初めてとなるポイント獲得(2点)を果たした。
【動画】角田裕毅が9位に浮上!サインツをオーバーテイク
サクヒールのコースでは「RB21」の不利が予想され、実際にチームメイトの王者マックス・フェルスタッペンとともにフリー走行(FP)ではかなり苦しんだが、そんな中で最初の目標を達成した角田については、F1公式サイト『F1.com』は「バーレーンGPの勝者と敗者」と題した記事で「勝者」に彼を選定し、以下のように寸評で賛辞を贈っている。
「角田の週末は波乱のスタートとなった。FP2とFP3のどちらでも、ソフトタイヤでのクリーンラップを1周も記録できなかったのだ。予選もストレスの溜まる展開となり、Q1とQ2ではいずれもプレッシャーのかかる最終アタックで突破を決める必要があったが、最終的にはトップ10に入る走りを見せた」
「決勝も難しいレースとなったが、激しいバトルの中でも冷静さを保ち、タイヤマネジメントも上手くこなして9位フィニッシュ。これは今季の自己最高位であり、レッドブルのセカンドドライバーにとって今季初のポイントでもある。またこれは昨季オースティン(アメリカ)でセルジオ・ペレスが7位入賞を飾って以来となる、セカンドドライバーとしてのベストリザルトだった。
各国専門メディアもこの日本人ドライバーに対して概ね高評価を下しており、英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は10点満点の採点で及第点以上の「7.5」を与え、「通常、レッドブルのドライバーにとって9位は喜ぶべき結果ではないが、バーレーンでのパフォーマンスを見る限り、角田については前向きに捉えるべきものだった。予選でも決勝でもフェルスタッペンに手が届くほどの距離におり、これはまさにチーム上層部が彼に期待していることだった」と綴った。
『TOTAL MOTORSPORT』は、「9位フィニッシュにより、レッドブルにとっては重要なポイントをもたらした。そのアグレッシブな走りは、サインツやルイス・ハミルトン(フェラーリ)とのバトルでは特に印象的だったが、そこには成功と失敗があった」と総括し、採点は「7」。対して『RACE FANS』は「5」止まりで、「予選では冷静さを保ったが、サインツに接触した際については、スチュワードが見逃してくれたことに感謝すべきだろう」と、厳しい寸評となっている。
【動画】角田裕毅が9位に浮上!サインツをオーバーテイク
サクヒールのコースでは「RB21」の不利が予想され、実際にチームメイトの王者マックス・フェルスタッペンとともにフリー走行(FP)ではかなり苦しんだが、そんな中で最初の目標を達成した角田については、F1公式サイト『F1.com』は「バーレーンGPの勝者と敗者」と題した記事で「勝者」に彼を選定し、以下のように寸評で賛辞を贈っている。
「角田の週末は波乱のスタートとなった。FP2とFP3のどちらでも、ソフトタイヤでのクリーンラップを1周も記録できなかったのだ。予選もストレスの溜まる展開となり、Q1とQ2ではいずれもプレッシャーのかかる最終アタックで突破を決める必要があったが、最終的にはトップ10に入る走りを見せた」
「決勝も難しいレースとなったが、激しいバトルの中でも冷静さを保ち、タイヤマネジメントも上手くこなして9位フィニッシュ。これは今季の自己最高位であり、レッドブルのセカンドドライバーにとって今季初のポイントでもある。またこれは昨季オースティン(アメリカ)でセルジオ・ペレスが7位入賞を飾って以来となる、セカンドドライバーとしてのベストリザルトだった。
各国専門メディアもこの日本人ドライバーに対して概ね高評価を下しており、英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は10点満点の採点で及第点以上の「7.5」を与え、「通常、レッドブルのドライバーにとって9位は喜ぶべき結果ではないが、バーレーンでのパフォーマンスを見る限り、角田については前向きに捉えるべきものだった。予選でも決勝でもフェルスタッペンに手が届くほどの距離におり、これはまさにチーム上層部が彼に期待していることだった」と綴った。
『TOTAL MOTORSPORT』は、「9位フィニッシュにより、レッドブルにとっては重要なポイントをもたらした。そのアグレッシブな走りは、サインツやルイス・ハミルトン(フェラーリ)とのバトルでは特に印象的だったが、そこには成功と失敗があった」と総括し、採点は「7」。対して『RACE FANS』は「5」止まりで、「予選では冷静さを保ったが、サインツに接触した際については、スチュワードが見逃してくれたことに感謝すべきだろう」と、厳しい寸評となっている。
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