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フィギュア

日本のトップバッター“うたまさ”はRD6位発進。リフトでまさかの転倒に猛省「大きいミス。罪悪感を感じているけど…」【世界フィギュア国別対抗戦】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.04.17

アイスダンスRDを笑顔で演技した“うたまさ”。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

アイスダンスRDを笑顔で演技した“うたまさ”。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 世界トップ6によるフィギュアスケート最強国を決める世界国別対抗戦(東京体育館)が4月17日に開幕した。初日はアイスダンスリズムダンスが行なわれ、日本は初出場となるアイスダンスの“うたまさ”こと吉田唄菜、森田真沙也組が先陣を切り合計56.63点をマーク。日本は7ポイントを獲得し、現在6位につけている。

 大会のトップバッターとして登場した“うたまさ”。応援席ではペアの木原龍一が大きな日の丸を振って2人にエール。客席からも多くの日本国旗が揺れるなか、2人は笑顔で伸び伸びとした演技をスタートした。

 軽やかな曲調でリズム良くステップを踏んでいたが、終盤に落とし穴が。森田がリフトで吉田を持ち上げ、回転している途中にバランスを崩し、吉田を落としてしまう痛恨のミスが出てしまった。大事には至らず、2人はそのまま演技を最後まで全うした。
 
 キスアンドクライでは坂本花織や鍵山優真、三浦璃来らチームメイトが温かく迎え入れ、バルーンやうちわなど国別特有といえる応援グッズでうたまさを励ますと、吉田は手作りの兜を頭に被り笑みがこぼれた。

 演技後、吉田は「チームのみんなに頑張れ!っていう声が聞こえた。応援がすごくて最初から最後まで楽しい気分でできた」と振り返った。一方で森田は「大きいミスをしてしまった」とリフトで転倒したシーンを悔やんだ。「リフトは上がったら男性の仕事なんで。申し訳なく罪悪感を感じているんですけど、明日に持ち越したらダメだと思うので。ロミオとジュリエットに切り替えて滑り切りたい」と、フリーダンスに向けて必死に前を向いた。

 来季は2026年ミラノ・コルティナ五輪を迎える大事なシーズン。金メダルを目指す団体戦の前哨戦で結成2シーズン目の若きカップルはミスが出たとはいえ、貴重な経験を積んだ。

 なお、男子シングルは午後6時20分、女子シングルは午後8時20分にそれぞれ開始予定だ。

▽世界フィギュア国別対抗戦 暫定順位(アイスダンス終わり)
1位=アメリカ(12点)
2位=カナダ(11点)
3位=イタリア(10点)
4位=フランス(9点)
5位=ジョージア(8点)
6位=日本(7点)

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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