現地３月30日、フィギュアスケートの世界選手権（米国・ボストン）はエキシビションが行なわれた。メダリストを中心に一夜限りの共演が幕を閉じようとした終盤、女子シングルで銀メダルを獲得した坂本花織の恒例ともいえる自撮り集合写真が話題を呼んでいる。
【画像】「完璧な画角！」坂本花織が収めたトップスケーターの集合写真

　激闘が繰り広げられた大会の最終日。リンク上には男女シングルで優勝したイリア・マリニン、アリサ・リウ（ともに米国）、ペアで２年ぶりの世界王者に返り咲いた“りくりゅう”こと三浦璃来／木原龍一組ら豪華スケーターが集結した。

　世界大会ではもはや恒例となっている集合写真を撮影しようと、みな肩を寄せ合い笑顔を浮かべている。そんななか、カメラマンはやはり坂本が買って出た。集団の前にひとりだけ出てきて、右手で自撮り棒を持ちながら左手を顔の横に上げて満面のカオリ・スマイル。参加スケーター全員がカメラ目線で画角にしっかり収まっていることを確認しながらパシャっと撮影。完璧な一枚が出来上がった。
  　この写真はISU（国際スケート連盟）公式インスタグラムに公開され、スケートファンを中心に坂本のパーフェクトな画角には称賛の声が続々と寄せられた。

「カオリは本当に素晴らしい。この写真には彼女の人柄が完璧に伝わってくる」
「本当に気配りが最高にできる世界女王」
「かおちゃん、素敵な写真をありがとう。みんなにスタンディングオベーション」
「優しくて穏やかな性格はいつまでも変わらない。ハッピーダイヤモンドなカオリ」

　坂本は今大会、史上５人目の４連覇を目指した。ショート５位で迎えた勝負のフリーでノーミスの会心演技で猛烈な巻き返しをみせたが地元のアリサ・リウが完璧な演技をみせて惜しくも頂点には届かなかった。それでも試合後には初優勝したアリサ・リウを温かいハグで祝福して涙を流すなど、優しい振る舞いに注目が集まった。​​​​​​

構成●THE DIGEST編集部

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