4月17日、フィギュアスケート最強国決定戦「世界国別対抗戦」が東京体育館で開幕した。男子ショートは世界選手権2連覇を飾った米国のイリア・マリニンが4回転ジャンプ2本を組み込み、106.08点をマーク。トップの12ポイントを母国にもたらした。
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絶対王者たる圧巻の演技だ。3月末の世界選手権から短い間隔の中、マリニンは高難度の4回転ルッツ+3回転トウループ、トリプルアクセルを決めるなど貫禄を示した。得点を待つキスアンドクライでは仲間たちと笑みを浮かべ、喜びを分かち合った。
世界王者はショートの演技について、「少し疲れていて、完璧な100パーセントの演技ができなかったかもしれない。でも全体的には満足しているよ」と振り返りながら、「素晴らしいチームの一員になれて本当に嬉しいんだ」と喜んだ。
2023年の前回大会に続き2度目の参加となる国別対抗戦。鳴り物や応援グッズなど普段の競技会とはひと味違う雰囲気に「団体戦は、すごく楽しいよ。息抜きというか、ゆっくりクールダウンしていく感じだからね。全体的には、やっぱりすごく楽しくて素晴らしい大会だよ」と王者はお気に入り。「チームメイトが氷上から降りた時でも応援してくれるから本当に嬉しいんだ。スケートが終わった後もエネルギーが途切れることなく続くからすごく楽しい」と笑顔が絶えなかった。
さらに、日本のファンの応援熱も王者は深く感銘しているようだ。
「ここにいるすべてのチームは、とても素晴らしいよ。この大会のコミュニティの一員であること、そしてみんなが互いに支え合い、国を支え、友人をサポートするために団結できることは、本当に素晴らしいことだ。日本のファンもすべての選手に対して、本当に信じられないくらい素晴らしい声援を送ってくれている」
長丁場のシーズンも、いよいよ佳境。6種類すべての4回転ジャンプを唯一マスターしている「4回転の神」は18日のフリーについて、「最後までやり遂げられるかどうかを明日確認しなければならない。ここでは、このスポーツを少しでも楽しみたいから」と意気込み、日本でのスケートを最後まで楽しむ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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