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競馬

「頼む。無事でいてくれ」三冠牝馬リバティアイランドが香港GⅠ“競走中止”のアクシデント...ゴール前下馬に競馬ファン衝撃。悲痛の声止まず

THE DIGEST編集部

2025.04.27

23年の三冠牝馬リバティアイランド。香港GⅠで競争中止となるアクシデントが起きた。※写真は昨年の香港カップ(C)Getty Images

23年の三冠牝馬リバティアイランド。香港GⅠで競争中止となるアクシデントが起きた。※写真は昨年の香港カップ(C)Getty Images

 現地4月27日に「香港チャンピオンズデー」が行なわれ、メインのクイーンエリザベスⅡ世カップは、2023年の日本ダービー馬タスティエーラ(牡5歳/美浦・堀宣行厩舎)が制し、GⅠ通算2勝目を挙げた。しかし、同レースに参戦したリバティアイランド(牝5歳/栗東・中内田充正厩舎)が競争中止となり、競馬ファンから悲鳴が上がっている。
【動画】日本のダービー馬がクイーンエリザベスⅡ世Cを制す!

 日本馬戴冠の一方、心配な出来事が起きた。リバティアイランドは道中後方から徐々に押し上げて直線に向いたものの、本来の伸びが見られず。ゴール前で川田将雅騎手が下馬する事態となり、馬運車で搬送された。
 
 23年に史上7頭目となる牝馬三冠を達成するなど、GⅠ4勝を挙げている名牝を襲ったアクシデントに、衛星放送やネット配信でレースを見届けた競馬ファンからは悲痛な声が続々と上がった。Xでは「リバティアイランド」「リバティ」がトレンド入りするほど、大きな衝撃を受けている。

「頼む。無事でいてくれ...」
「繁殖に上がれることを祈るのみ」
「無事に日本に帰ってきておくれ」
「涙が止まらない」

 レースはラストの直線でタスティエーラが力強く抜け出して先頭でゴール。2着にはプログノーシス(牡7歳/栗東・中内田充正厩舎)が入り、日本馬がワンツーフィニッシュを決めたが、リバティアイランドの緊急事態にゴール後は後味の悪さが競馬場を包んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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