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【サーフィン】五十嵐カノア、CT第5戦で準優勝!パリ五輪銀メダリストに僅差で敗れ優勝逃すも...好感触「自分らしさを取り戻し、リズムに乗ることができた」

THE DIGEST編集部

2025.04.28

CT第5戦で準優勝の五十嵐カノア。(C)World Surf League

 4月27日、サーフィンの五十嵐カノア(世界ランク6位)はオーストラリア(ビクトリア州ベルズビーチ)で開催されたWSL(ワールド・サーフ・リーグ)のチャンピオンシップツアー(CT)第5戦『リップカール・プロ・ベルズビーチ』に出場し、決勝でパリ五輪・銀メダリストのジャック・ロビンソン(オーストラリア・世界ランク3位)と対決。0.27ポイントの僅差で敗れたが、今季初の準優勝を掴み取った。
【動画】五十嵐カノアが豪ベルズ・ビーチで見せたライディング!

 五十嵐は準々決勝でパリ五輪にも出場したイーサン・ユーイング(オーストラリア・世界ランク2位)を0.97ポイント差で下し、続く準決勝もオーストラリアの新星モーガン・シビリックを大差で圧倒し、決勝に進出した。

 決勝で五十嵐は1本目から6.33ポイントをマークするなど、安定したライディングを披露。しかし、ロビンソンも華麗なカービングを成功させて、6.37ポイントをマークするなど接戦となった。
 
 試合後半に五十嵐が3本目のライディングで(7.17ポイント)、ロビンソンを引き離すが、終盤に再びキレのあるカービングを披露したロビンソンが7.77ポイントを記録し、逆転。五十嵐はその後2本の波に乗ったが高得点に繋げられず、0.27ポイントの僅差で優勝を逃した。

 五十嵐は大会後に自身のインスタグラムを更新。以下のように綴り、試合を振り返った。

「素晴らしい1週間でした!自分らしさを取り戻し、リズムに乗ることができた。乗った波の一つ一つ、ビクトリアで過ごした時間の一つ一つが最高でした。応援してくれた皆さん、ありがとう」

 五十嵐はここまで第1戦に9位(3320ポイント)、第2戦は5位(4745ポイント)、第3戦は9位(3320ポイント)、第4戦は17位(1330ポイント)、第5戦は2位(7800ポイント)に位置付けて、全体6位(20515ポイント)にランクイン。今後の戦いにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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